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ゲイ(僕)の人物像

今回は僕の人物像(イメージ)や、過去の恋愛の話をしてみたい。

100%生粋のゲイ

僕は100%ゲイであると断言できる。バイセクシャルの人は男女比7対3で好きになるとか、人によって比率は様々だという。裏を返すと、LBGTといっても、男性、女性を好きになる気持ちはグラデーション(濃淡)があるということだろうと思う。
僕はというと不思議なもので1%も女性を性的に好きになることのない100%生粋のゲイなのだ。「性的に」がポイントで、女性を友達とか家族愛として好きになることはある。
例えば、女性芸能人(容姿端麗な女性)と一般男性、どっちとセックスできるかといったら、確実に後者なのだ。ここに迷いが生じるなら、それはバイセクシャルなのかもしれない(異論はあると思う)。

ゲイのタイプ?

ゲイにはタイプがある。男らしい(短髪ヒゲガタイがいいとか)、普通、中性的、女性寄り(いわゆるオネエ系)など、様々なタイプがいて、ストレートの方からは、同じに見える世界かもしれない。しかし、ゲイ界隈は男性として男性が好きということは同じだが、わりとこれらのタイプを気にしがちなようだ。
最近では、ジェンダーレス男子などという部類もあるらしい。彼らも突き詰めればゲイやバイなのかもしれないが、ジェンダーレス男子はセクシャリティをあえて追求しないことを象徴している存在なのかもしれない。
僕はというと中性よりの普通なゲイといった所だろうか。

僕の容姿について

イケメンといってくださることが多い。先にお断りしたいが、容姿マウントには興味ないし、客観的にそう言われることが多いため、正直に伝えたい。
19歳のころこんなエピソードがある。姉が僕の履歴書と写真を添えてとある芸能事務所へ内緒で送付したことがあった。結果、書類選考は通過し、次ら東京の事務所へ来いということになった。当時地方の大学に通っていた僕は、東京なんぞにしかも興味のない面接など受ける気もなく、行くことはなかった。積極的に事務所側からスカウトされるレベルではない、そんな程度と思ってくれれば良いと思う。
誰に似ているかでは、若い時は山ピーとか、ある程度大人になってからは玉山鉄二さん、藤木直人さんに似てると言われることがある。正直、それぞれタイプも異なる方々だし、似てるのではなく、容姿をとりあえず褒めてくれたのだと僕は理解している。

ちなみにゲイはイケメンが多いイメージという人がいるが、それは幻想である。おそらくBLやゲイがテーマの作品において演者がだいたいキレイなイケメンだからだと思う。もちろんゲイ人口も多いため、イケメンもたくさんいるのは事実。いわずものがな、BL、ゲイ作品はぼくも大好物であり、おすすめの作品などもいつか書きたいと思う。

セクシャリティについて

避けては通れないセクシャリティを公にするか問題があるが、僕はクローズと決めており、家族、同僚、親友などには伝える気はない。ネット上の知り合い、趣味の知り合いとか、生活圏内にいない方でとくに信用できる人にだけ伝えることがある。このあたりは、別途の機会で僕の考え方書きたいと思う。

恋愛について

ゲイとわりと早くから自覚した僕は、必然的に女性から告白される機会が多くなる。高校生や大学生の頃は、単なる人付き合いの興味本意から、ストレート女性と付き合ったりもした。しかし、いつまでも身体に手を出さない僕に対して、彼女は不満を募らせることになる。自分に興味がないとか、ときには浮気を疑われたり、険悪になることもあった。逆に空気を読み、身体の関係も努力したことがあったが、ゲイの僕にとっては精神的な負担だった。

断っておきたいのは、偽造のために付き合ったのではなく、彼女のことは親友や家族のような感情で好きではあったとは伝えておきたい。
ただ、ストレート女性からみれば、自分の彼氏が隠れゲイだったらどう思うだろうか?
裏切り行為?騙された?遊びだった?と思ってしまっても不思議ではないと思う。

そう考えてからは、僕は女性と付き合うことはしなくなった。とてもおこがましく聞こえるかもしれないが、ときには女性から好きになられないように一定の距離をとったり、女性からさしで飲みに誘われても行かないなど、行動を制限することもしていた。

きっとゲイの男性、レズビアンの女性はみんな同じ悩みを抱いて生きてきたのではないだろうか。

そんな経験から、同じ悩みをかかえるレズビアン女性となら付き合えるのではないかと考え出したのはアラサーの頃である。
実際に付き合った話はまた別の機会に譲ることにする。


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