マガジンのカバー画像

決算書について

4
貸借対照表や損益計算書に関する記事を集めました。
運営しているクリエイター

記事一覧

貸借対照表は大切

スパルナ会計は8月開業なので、8月から1年が始まります。 8月から10月までが閑散期 11月から繁忙期 繁忙期は5月まで続きます(長い!) 6・7月はまた閑散期 閑散期は何をしているか、と言いますと ルーティンワークです・・・だらだらしているわけではありません。 ルーティンワークは主に、 記帳代行のお客様の会計データ入力や、お客様が入力した会計データを確認しています。 閑散期もお客様のところへお伺いしていますので、打合せに使う試算表を作るための確認をしています。 会計

決算書の読み方 損益計算書

決算書の読み方というような書籍はよく出版されており、ご覧になられた方もおられると思います。 スパルナ会計では、毎月作成される試算表を一緒にご覧いただくことで決算書をどのように見るべきなのかをご説明しております。 とはいえ経営者と税理士は学者ではないので難しい考えは不要です。 ①異常が発生していないか(内部の目線) ②外部からどう見えるのか ③過去と現在からどう将来を予測するのか がわかれば十分です。 一般的な中小企業・個人事業の決算書は、大きく貸借対照表と損益計算書から

決算書の見方 貸借対照表

夏の日差しが弱まって、風が涼しくなり秋の訪れを感じます。 スパルナ会計です。主戦力がインフルエンザでダウンしています。 皆様お変わりございませんか。 今回は、貸借対照表のお話です。 前回、損益計算書のお話において、「ご自分の会社が他人の会社だとしてここにお金を貸すだろうか」という視点を持てば目線が変わり、理解がしやすくなるというお話をしました。 貸借対照表も同様の見方をすれば、どこを見るべきなのか何に注意しないといけないのかがわかります。 まずは貸借対照表がどんな決算書

決算書の見方 貸借対照表と損益計算書

決算書の見方第三弾です。 貸借対照表と損益計算書の合わせ技。 事業の取引は、すべて貸借対照表か損益計算書に集計されていきます。 取引の結果、支払となるもののうち 損益計算書に記載されるものは経費としてその年の利益を減らし、貸借対照表に記載されるもののうち車両などの資産は耐用年数に応じその年数に従って利益を減らしていくことになります。 詳しく述べますと、支払のうち貸借対照表に記載されるものは、資産となっていわゆる減価償却費という経費になって利益を減らしていきます。 減価償却