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意思決定前に、オファー面談をしましょう②

おはようございます。転職コンサルタント歴15年の圓鍔です。今日は実際にご支援したオファー面談事例を紹介します。

■事例①もう少し業務・環境を知りたい

所属する現場の方と面談を設定します。どんなことを聞くか?

求人票に仕事内容の説明があれど、まずはどういった仕事からスタートするのかを説明したり、部署に複数名いる場合は、どういった役割分担・部内ローテ・チェック機能があるかの確認。その他、残業時間(繁閑それぞれ)、部内での今・将来の課題や展望を聞いたりもします。(細かいけど使用してるシステムを聞いたりもします。大きい会社ですが○○がアナログなど、特徴があります。)

■事例②詳しい人事制度や評価制度を聞きたい

人事と所属部署の責任者の方が話すケースが多いです。

応募者が資格を持ってる、既婚者、子供がいる、介護がある、持ち家や賃貸等、その方特有に該当する手当(金銭的補償や休暇等)や、その他福利厚生の細かな説明、給与の伸びしろなどの賃金・評価の仕組み、キャリアパスをききます。また現場責任者出席の場合は、これまでの選考プロセスでどういった評価をし、入社後どういった役割を期待しているか、個別具体的に話していただくケースもあります。(最近はリモートやフレックスの実態を聞くケースも増えてます!)

■事例③子育てや介護と併用できる環境?

人事の方中心の制度説明と、現場の方からも話を聞きます。

人事の方からは、休暇や時短などの制度に関する説明を聞きます。現場の方はもし所属部署や近隣部署に同じ状況の方がいる場合は、その方から直接話を聞いたり、上長がどういった考え方を持っているかなど、直接上司や部署責任者になる方から話を聞くなどします。(自分からは少し聞きにくい内容になると思うので、事前に私のようなエージェントから話してもらいたい内容を説明し、企業側から積極的に話してもらうような面談づくりを心掛けています!)

■その他いろいろ(今思いつくもの)

最近あった事例ですが、「口コミにネガティブ情報を見つけた」「知り合いから変な噂聞いた」というケースがありました。これは、例えば直近炎上していて企業も気にかけているようなときは直接的に聞きますし、そうでない場合(その方が多い)は、書いてある内容について、エージェントの私がたまたま見て(聞いて)しまって…と身代わりになったり(笑)、疑念事項を質問事項の一つにして、向こうから話してもらうこともあります。

あと、マネジメントポジションに移るケースも面談をおすすめしてます。この場合、社長や部門長が出席し、経営課題や展望、部署の課題や展望を聞いたりします。また現実的にいつから管理職登用を期待してるか(試用期間明けすぐ?●年後?)、応募者の個別具体的な評価や期待、まず何から着手してほしいか、ゆくゆくは何を期待してる?などの確認もしてもらいます。

特に大手から中小企業への転職(逆もしかり)や、士業の方が初めてインハウスで責任者ポジションを担う場合等、今の環境とのギャップも大きいので、なぜ自分が評価されたのかを聞いたり、キャッチアップ期間の許容があるかどうかを雰囲気など含めて把握しておくと安心です。


今日は以上です。最初すぐ思いつかなかったけど、書き出したら結構ありました。まだまだいろんな事例があります。ここには書ききれませんが、その時々で手を変え品を変え、いろんな演出をしています。

もし何かあればセカンドオピニオン的な形でもぜひご相談ください。

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