答え合わせとその後の経過
これは問題ないと言われた原因不明の動悸が不整脈と診断されるまでの経過を書いていく記録です。これが最後の記事になります。
答え合わせ
8月から繰り返し起きて悪化していった動悸の原因を調べる為に色々な病院を受診しました。大半の病院では問題ない頻脈だから不整脈ではないとの診断でした。それでも自分の症状が問題ないものとは思えなかった私はアップルウォッチでとった心電図を手がかりにF総合病院を受診し不整脈疑いで電気生理学的検査を受ける事になりました。検査によって明らかになった答えが下記です。
答え
それでは答え合わせをしていきましょう。 (これは個人的な見解です。)
医師の診断
発作時にとった心電図についての診断
①Bクリニック 循環器内科医 (×)
②F総合病院 循環器内科医 (○)
③Gクリニック 循環器内科医 (○)
答え合わせを終えて思った事
答えが○だった2人の医師は循環器内科医でもあり不整脈の専門医でした。またアップルウォッチ外来や携帯心電計の相談などをやっているのでアップルウォッチや携帯心電計の心電図を見慣れていると思います。その為、不整脈の可能性があると気付いてくれたのではないかと思いました。
答えが△〜×だった医師は「年齢的に不整脈は無い」とか「検査で問題なかったから不整脈じゃない」とか「洞性頻脈だから不整脈の可能性は無い」とか固定観念が強いと感じました。大半はそれで合っている事の方が多いと思いますが、そうじゃない患者が来た時には見落としや誤診の可能性が生じる気がします。
実際に5つの病院で不整脈の可能性を見落とされたのが私です。
自分の体験をnoteに書こうと思ったのは私のように不整脈を見落とされる人が減ってほしいからです。そして、医学的には常識かもしれない事が当てはまらない事例がある事を知ってほしかったからです。
年齢的に不整脈は無いと言い切った医師がいましたが、私は40代で不整脈と診断されました。
心房頻拍は10代などの若い人が発症する事が多いそうですが、私は40代で発症しました。
洞性頻脈だから問題ないし不整脈ではないと何人もの医師に言われましたが、私は洞性頻脈が刺激になって起こる心房頻拍でした。
病院の検査では洞性頻脈と出ているから問題ないと言われましたが、私のように洞結節の近くに異常な電気信号を出す組織がある場合は、心電図も洞性頻脈のように見える事があるそうです。
そして、病院の検査で問題が見つかりませんでしたがアップルウォッチの心電図で不整脈が見つかりました。
検査直後は不整脈を見落とした病院に色々と思う事もありましたが、noteの記事を書いていくうちに心の整理をつける事が出来ました。患者の不利益になるようにわざと誤診や見落としをする医師はいません。不整脈を見落とす事になってしまいましたが、その病院で出来る範囲の対応をしてくれたのだと思います。
その後の経過
電気生理学的検査とアブレーション治療を終えてから約3ヶ月経ちました。異常な組織を直接焼くことは出来ませんでしたが発作が長引かないように周囲を焼いてくれました。発作自体を止めることは出来ませんが、発作の症状を和らげる為にメインテートの量が増えて朝1.25mg、夕1.25mgで飲む事になりました。
自律神経が過敏なので気温の変化が発作を起こしやすくします。寒暖差がある日や気温が急に上がる時や急に下がる時は体調が悪くなります。
1月は寒い日が多く発作の回数が増えました。それまで数分で落ち着いていた発作が20分続くようになり悪化していると感じました。
2月は外出を控えて休養しました。
3月は体調が良い日が増えて、家の中でウォーキングをしたり、買い物や子供の学校行事に出かけたり出来るようになりました。
数日前の診察でメインテートの量が増えました。交感神経が優位になりやすい日中に発作が起きる事が多いので朝2.5mg、夜1.25mgで今は飲んでいます。これから気温が上がり暖かくなるので今よりは過ごしやすくなるはずです。
終わりに
拙い文章でしたが、読んでくださりありがとうございました。今後はのんびりイラストや他のテーマの記事を書いたりしたいと思います。
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