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story (小説)

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#ショートショート

カバー小説/逝化粧

椎名ピザさんの企画に参加しています。 トガシテツヤ様の掌編をカバーいたしました。ぜひオリ…

豆島  圭
9か月前
38

三つの願い 《#毎週ショートショートnote》

爺さまと婆さまが杖の前。 「振って叫べば願いが叶う?」 「ただし願いは三つだけ」 「したら…

豆島  圭
1年前
57

珈琲とチョコと至福のひと時《#シロクマ文芸部》(約2000字)

珈琲とチョコレートって最強の組み合わせと思いません? ゴディバはよく戴きました。でもピエ…

豆島  圭
1年前
52

想いよ届け! 《#毎週ショートショートnote》

「だめよ。靴箱にラブレターなんて他の男子に晒されるよ」 「どうすればいい? お姉ちゃん」 …

豆島  圭
1年前
46

白雪姫はリンゴ箱に乗せて 《#シロクマ文芸部》(約4000字)

りんご箱を右手に、その蓋を左手に持ち、ワゴンRを降りた静香が小走りで母屋に入ってくる。 …

豆島  圭
1年前
48

黄昏の空を走る《#シロクマ文芸部》

走らないで。まだ、いいです。 心の中でお願いしてるのに、走りだした。 幼稚園生だ。 スーパ…

豆島  圭
1年前
73

「ちゃんと読んでますか?」「YES・NO」

読む時間なんて、はっきり言って無駄だと思う。 先生たちにとって、学校の定期テストをパソコンでやるなんて清水の舞台から飛び降りたくらい革新的な試みなんだろうけどさ。俺たち Z 世代舐めんなよ。 「今日はお試しみたいなもんだからテスト自体は短時間で超簡単だけど、時間内に全部終わらないと放課後に残ってペーパーテストだ。最初に表示される注意事項をよく読んでから始めること」 だってさ。 注意事項なんて読まなくったって感覚で操作できるっつーんだよ。さっさと始めろよ。 俺は、さっき

Fall in love.

今週もシロクマ文芸部に参加いたしました。 小牧部長、お世話になります。ありがとうございま…

豆島  圭
1年前
51

縦スク文庫 作ってみました

ミムコさんの「縦スク文庫」という素晴らしいアイディアに出逢いました。 皆さんのいくつかの…

豆島  圭
1年前
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シナプスの枯渇を待つ 《#シロクマ文芸部》

愛は犬の名だ。 落ち葉の割れた音でふと記憶が繋がった。 そうだ。散歩の途中だった。 安堵の…

豆島  圭
1年前
57

いま、ここで 《#シロクマ文芸部》

文化祭と言えば、僕はこの光景しか知らない。 幼少の頃から僕にとって文化祭とは、自分が企画…

豆島  圭
1年前
57

満月のフール

あの夜、僕は、本当は 復讐するつもりで呼び出したんだ。 なんてウソだよ。ちょっと信じた? …

豆島  圭
1年前
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通行人A 《#シロクマ文芸部》

「ただ歩くだけなのに、いつまで待たせるんだ」 俺はメガネを拭きながら「計画性がなさすぎる…

豆島  圭
1年前
75

ある文芸部の話《#シロクマ文芸部》

文芸部に入部したのは今年の4月。 まだ慣れない私立帳面学校を放課後うろついていていたら、可愛らしい熊のポスターが目に留まったから興味本位で覗いただけだった。 陰キャな僕に運動部は似合わない。ここなら友達ができるかな。 そう思って、開かれていたドアに足を踏み入れてみた。 「〆切りがキツすぎるよ」とヒイヒイ言いながら赤青鉛筆を走らせる部員たち。僕に手渡されたのは光る一枚の原稿用紙。 戸惑いながらも、物語のようなものを見様見真似で書いてみた。 書けた人の作品から順に部室の壁に