見出し画像

おむの戯言 モチベーション

初投稿になります。「おむ」です

ここでは自分が興味を持った分野で学んだことをこの場でアウトプットしていきます。
最初のテーマは「人のモチベーション」についてです。

皆さんもこれまでモチベーション、いわゆる「やる気」などの問題にぶちあたったことが
少なからずあるのではないでしょうか。やる気が出ず家でゴロゴロしてしまったり、仕事では仲間にやる気が無く物事が進まなかったり、こういった分野の専門的な知識を自分なりにかみ砕いて紹介していきたいと思います

今回参考にした書籍は 鹿毛雅治著 モチベーションの心理学-「やる気」と「意欲」のメカニズム(中公新書) です​


今回はモチベーションの中でも「やる気と意欲」についてのお話です。

やる気と意欲がどのようにモチベーションと絡んでくるのか、またそれぞれどういった違いがあるのか皆さんと考えていきたいと思います。


やる気とは

まず、皆さんの中で「やる気」って様々な場面で感じるものだと思いますが、一般的に理解されているのはやる気=原動力、すなわち“行動のためのエンジン“といったところだと思います。これらは”努力“と結び付けられて理解されていて、例えば「やる気があれば頑張れる」はおそらく皆さんの中で共通の認識のされ方だと思います。実際に僕も高校生までバスケを10年以上続けていましたが、やる気があったからこそ続けられたと思いますし、練習なども頑張れたと思います。このように自分の経験をもとに信じる理解の仕方を「素朴理論」と呼ぶそうです。「やる気」を例に挙げて素朴理論を使うなら、目標設定をするだとか、ご褒美を挙げる、ポジティブ思考でいるといったようなものでこれらは皆さんがかつて経験した「やる気」の上げ方だからこそ理解できることなのではないでしょうか。

少し脱線してしまいましたが、「やる気」とは“気“の文字が入ってることから波のような一時的で不安定な性質があるという風に考えられているそうです。思えば、やる気があるバスケの練習も時にはさぼりたくなることもありましたし、みなさんもやる気をもって行動したことでもやる気がなくなった時期もあるのではないでしょうか。

意欲とは

さて、それでは「意欲」とは一体どういったものか皆さんは言葉にできるでしょうか。僕はやる気と同じものだという認識がありましたが、実際は少し違った意味を持っているみたいです。
「意欲」は≪やりたい≫という願望を原動力に≪やり抜こう≫とする心理現象のことを言い、「やる気」とはそのやり抜けるかどうかに違いがあります。≪やり抜くべき≫と思う「思」と≪やりたい≫と思う「求」が合わさってできたのが「意欲」というわけです。すなわち、やりたくてもやり抜けなかったり、反対にやるべきでもやりたくなかったりしたらそれは「意欲」とは言いません。細かいところですが「やる気」とはこんなところに違いがあるのかと思いました。

これらを踏まえて考えると先程、「素朴理論」で例に挙げたやる気の上げ方のように簡単な考え方では「やる気」や「意欲」を挙げるのにあまりにも単純なような気がしてきませんか?実際、本の中でもこれらはあまりにも素朴であり、人のやる気を起こすのはもっと複雑なものであるといったような趣旨のことが書かれています。これらを理解する上でモチベーションのことを知っておくべきだと思いますし、僕はモチベーションのことを詳しく知りたいなと思いました。あ、これは僕の「意欲」になってきているといえるかもしれませんね笑

モチベーションとは

ここで「やる気」、「意欲」とモチベーションの関わりについてまとめていきます。「やる気」や「意欲」は皆さんが日ごろ使うことから日常語といえます。そしてモチベーションはというと「やる気」や「意欲」を心理学の観点から理解するために使われることもある“学術用語“に当たります。今日ではやる気や意欲と同義語のように使われていますがここには明確な違いがあるようです。この違いは次回、説明していけたらと思いますのでお楽しみに。

最後になりますが、このnoteは僕が本を読む中で自分なりに解釈したものを文章にしています。誤って正確な情報と違ったように理解している場合もありますので、豆知識程度でご参照ください。今回は見ていただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?