見出し画像

速動読書☆「数字」から逃げ続けるか。心を「鬼」にして向き合うか。

「本を読んでも読みぱなし、内容を覚えていない」「積読」「これはいい!と思っても実際に行動しない」そんな私が、夢や理想の自分に近づくために、望月俊孝さん提唱の4C速読読書法で読書しています。今回の本は

【1BOOK】
数値化の鬼
ー「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法
著者:安藤広大 さん  ダイアモンド社

【3P:3つの質問】

◆数字に感じるネガティブの取り除き方とは?◆


数字に対する「アレルギー」を取り除くことから始めましょう。なぜ、私たちは数字にネガティブな印象を持っているのでしょうか。売上や成績・学生時代のテストなど、「数字の目標やノルマ」などが、数字へのアレルギーにつながるのでしょう。ただ、学校や社会での評価は、別に「 人間としての点数」や「人としての価値」を表しているわけではありません。
なぜ数値化するか?それは「未来」に目を向けるためです。数字は、いま、自分には何が足りていないのか、どういう課題があるのか。それを「見える化」しているだけです。もちろん過去のあなたに対する評価は下されます。 しかし、「じゃあ次はどうする?」が常にセットなのを忘れてはいけません。そこまで考え切って初めて数字は意味を持ちます。その手前だけで終わっているから、数字をどんどん嫌いになります。 
数字として表せるものはさっさと受け入れて客観的に分析するしかありません。そして、次につなげるのです。改善して行き、次こそはうまくいったとしたらどうでしょう。途端に「数字」が好きになり、「数字」に向き合うのが楽しくなります。

◆数値化できる人は失敗が当たり前になる?◆

数値化できるようになると、失敗を認めることができます。「失敗しなくなる」のではありません。「失敗を認められる」のです。そもそもビジネスにおいて失敗はつきものです。大事なことは、失敗を失敗と認めて、次につなげることです。
失敗は貴重な情報です。それを数値化して受け入れれば、 絶対に次につなげることができます。最も避けないといけないのは、失敗を失敗と認めないことです。自己認識の甘さによるデメリットは、「よく頑張った」「なんか駄目だった」と、曖昧な評価を認めてしまっていることです。甘い見積もりをするのはやめましょう。失敗は失敗として正しく認識してこそ、次からは改善できる。 そのために「数値化の鬼」となりましょう。
ざっくりとでも数値化して、自分の行いを客観的に把握する癖があるかないかの差は大きいです。とにかく自分に甘い評価を下すことをなくすことです。1日にできる自分の限界を正しく認識することです。「気合を出したらできる」そういう錯覚は、自分への厳しい見積もりができると消えてなくなります。そのためには、いったん、心を鬼にするように数字だけを見るのです。

◆「ニセモノの数値化」とは?◆

数値化において、重要なのが「数値化に見えるニセモノにダマされないこと」です。
例えば、「会話」「英語力」「体力をつける」「集中力を鍛える」という言葉がありますが、これは「 数字」ではなく「言葉」です。これらは、 数値化に見せかけた「ニセモノの数字」です。言葉だけの目標は「定性的」と言います。一方で、ちゃんと数値化された目標は「定量的」といいます。
「 ○○力」という言葉は疑ってかかるようにしてください。
「英語力を上げる、ではなく、 TOEIC で800点を取る」
「販売力を上げる、ではなく、 売上を15%アップさせる」
そこまで具体的にできて、 初めて定量的な「数値化」 と呼べるのです。
これまで都合よく考えてきた逃げの言葉を、一つ一つ潰していきましょう。 

【1エピソード】

頭の中で、いったん数字を考えることができるのか。その練習をしておきましょう。次の曖昧な言い方を数字の入った表現に変えてみましょう。
1.「もっとダイエットする」
2.「すごく仲良くなる」
3.「なるべく早く提出する」
例を挙げると
1.「ダイエットをして体脂肪率15%を下回る」
2.「一日一回は話しかけて仲良くなる」
3.「14時の締め切りに間に合うように提出する」
このように数字を入れることで、誰にでも誤解なく伝えることができ物ごとが前に進むようになります。 
「この本がベストセラーになってすごい」
を、
「1500円の本 が10万円部売れて、売上が1億円を超えている。毎日200冊の新刊が出るけれど、10万部を超えるものは1%にも満たない」
と言うと、誰にでもそのすごさを伝えることができます。



~~ メルマガ「小さな一歩を楽しもう」 ~~

読んだ本の紹介・学び・実践したことを中心に挑戦したことや日頃感じていることを「楽しもう」「やってみた」をテーマにお伝えします。
ご登録は こちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?