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【硬式野球】工藤泰己154km/h計測! 2年生の活躍で連勝だ

札幌学生野球連盟秋季Ⅰ部リーグ第1節第3戦

北海学園大学 ― 札幌大谷大学

【スタメン】

北海学園大学

1(三)水野 航士朗(=みずの・こうしろう/③・経営・札幌第一)
2(二)杉林 蒼太(=すぎばやし・そうた/③・経済・北海)
3(遊)常谷 拓輝(=つねや・ひろき/③・人文・札幌静修)
4(一)森 順哉(=もり・じゅんや/③・経営・札幌日大)
5(左)斉藤 真吾(=さいとう・しんご/③・経済・北海)
6(中)中島 柊(=なかじま・しゅう/③・法・札幌日大)
7(指)井樫 太希(=いがし・たいき/②・経済・北海)
8(捕)久保田 廉太朗(=くぼた・れんたろう/④・経営・札幌国際情報)9(右)金野 颯汰(=こんの・そうた/①・経済・北海)

先発 住吉 壮野(=すみよし・まさや/②・法・室蘭栄)

札幌大谷大学

1(右)曳地 悠星(=ひきち・ゆうせい/③・社会・大麻)
2(三)田中 飛勇我(=たなか・ひゅうが/①・社会・北照)
3(二)大見 晨藍 (=おおみ・しんあい/④・社会・札幌大谷)
4(捕)中川 諒(=なかがわ・りょう/③・社会・札幌大谷)
5(指)柄目 大作(=つかのめ・だいさく/④・社会・駒大苫小牧)
6(左)佐々木 陵人(=ささき・りょうと/①・社会・北照)
7(一)石鳥 颯 (=いしとり・そう/③・社会・札幌大谷)
8(中)笠原 陸(=かさはら・りく/③・社会・青森山田)
9(遊)三崎 凌大(=みさき・りょうた/②・社会・武修館)

先発 及川 結介(=おいかわ・ゆうすけ/①・社会・札幌大谷)

【スコア】

北海学園大 ー 札幌大谷大 試合スコア 2024年8月25日(日)

【投手リレー】
(学園大)住吉(5回1四球無失点4奪三振) 
→ 木村(=きむら・しゅんた/③・経営・札幌国際情報)(2回無四球無失点3奪三振) 
→ 工藤(=くどう・たいき/③・経済・北海)(2回1四球1失点5奪三振) 
― 久保田
(大谷大)及川(7回2四死球1失点4奪三振) 
→ 柄目(1回無四球無失点)
― 中川

【戦評】
先発の住吉は初回1死から2番田中に中前安打を打たれるが、3番大見を一塁手森のダイビングキャッチによる一直で2アウト、一塁ランナーは飛び出していて戻れず3アウトとなり無失点に抑えた。

先発の住吉壮野 初回から148km/hのストレートを投じる

本学打線も初回に2死から3番常谷が二遊間を鋭く抜ける打球を放ち中前安打で出塁する。しかし4番森の打席中に牽制され帰塁できずタッチアウト、両者走者を出すが上手く攻撃を繋げることができなかった。

試合が動いたのは4回、先頭打者の3番常谷が中前安打で出塁したが、4番森が送りバントを失敗、5番斉藤が中飛で凡退し2死ランナー一塁の状況になった。だが6番中島がしぶとくフルカウントまで粘り中前安打し攻撃を繋いだ。二死ランナー一、二塁の場面で打席に立つのは7番井樫、今日の試合で公式戦初スタメンを飾った。

迷いは無かった。相手投手及川の投じた初球を綺麗な流し打ちでしぶとく一二塁間へ運び安打を放った。その間に二塁ランナー常谷が俊足を飛ばして本塁に生還、待望の先制点を手にした。

公式戦初スタメンの井樫太希 一二塁間を抜ける強烈なヒットを打った
ランナー生還!

その後8番久保田、9番金野の4年生コンビが安打を打ちこの回一挙3得点を挙げた。

ナイスヒット!
さらにリードを広げる

6回表から早くも継投策を講じて木村が登板した。3番大見にレフト方向への二塁打を打たれるも4番中川を空振り三振に打ち取り無失点に抑えた。7回表も続投し、140km/h台前半のストレートと緩い変化球を織り交ぜ、先頭打者に出塁を許すが6回に引き続き相手打線を封じスコアボードに0を刻んた。

6回以降は両者得点圏に走者を出塁させるも、両投手の好投によって得点に繋げることができなかった。

9回表のマウンドには8回表に引き続き工藤が登板した。この回も8回と同様に150km/h台のストレートを連発するが、先頭打者の2番田中が三塁手のエラーで出塁すると、3番大見が四球を選び、4番中川の打席では暴投で進塁を許し、さらに1Bからライト前へと打球が運ばれて失点した。なおも無死ランナー一、三塁のピンチが続く。

工藤泰己 150km/h台のストレートと切れ味の良い変化球で相手打者を翻弄する

工藤はここからさらにギアを上げた。5番柄目、6番佐々木を空振り三振で打ち取った。この時投じたストレートのうち1球は154km/hを球場のスピードガンで計測し、今年の公式戦では自己最速だ。縦に落ちるスライダーは打者のバットを簡単に空に切らせ、あっという間に2死に追い込んだ。

7番小林を2B2Sまで追い込み、決め球として今日絶好調のストレートを低めに叩き込んだ。小林のバットは空を切り空振り三振、9回のアウトは全て空振り三振で取った。

3-1で本学が勝利した。この日の第二試合では東海大学札幌キャンパスが北海道大学に勝利したことにより、2勝1敗で本学、札幌大、札幌大谷大、北海道大の4校が同率1位となった。

次戦は期間が大きく開いて9月6日、北海道大学との対戦カードだ。
ここで勝利すれば、この混戦状態から抜け出せる大きな一歩となるだろう。

【ギャラリー】

試合前練習の一コマ


金野颯汰 3回裏に四球を選ぶとすかさず盗塁 判定はセーフとなり盗塁成功
久保田廉太朗 今試合では4打数2安打とマルチヒットを記録


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