【硬式野球】今季最後の公式戦を勝利で飾る　本学は８勝２敗の２位でフィニッシュ

令和６年度札幌学生野球連盟春季1部リーグ　５月２２日　第2節第５試合
北海学園大学　―　東海大札幌キャンパス

【スタメン】
北海学園大学
１（遊）常谷　拓輝　　（③・人文・札幌静修）
２（指）森　晴斗　　　（④・法・知内）
３（一）水野　航士朗　（③・経営・札幌第一）
４（左）斉藤　真吾　　（③・経済・北海）
５（右）柏原　翔太　　（②・経済・旭川実業）
６（二）杉林　蒼太　　（③・経済・北海）
７（中）下向　航　　　（③・経営・浦河）
８（捕）新谷　盛飛　　（③・経済・北海学園札幌）
９（三）増田　禅　　　（③・法・北海）

先発投手　木村　駿太（③・経済・札幌国際情報）

東海大札幌キャンパス
１（二）稲葉　大耀　　（④・国際文化・東海大浦安（千葉））
２（捕）大柳　彩人　　（③・国際文化・札幌日大）
３（中）磯崎　太一　　（④・国際文化・北海道科学大高）
４（一）眞下　輝渡　　（④・国際文化・本庄第一（埼玉））
５（指）佐藤　利樹　　（②・国際文化・東海大札幌）
６（三）林　祥大　　　（④・国際文化・東海大浦安（千葉））
７（右）磯野　竜斗　　（④・国際文化・東海大札幌）
８（遊）大森　瑛馬　　（②・国際文化・北照）
９（左）小田切　順正　（③・国際文化・北照）

先発投手　橋本 大昂（④・国際文化・東海大札幌）

【スコア】
　　　　　　　１２３４５６７８９ＲＨＥ
北海学園大学　１００２００１０４８⑩２
東海大札幌　　００００００１２０３９５

（学園大）木村（8回）　→　小沼（③・人文・北海道栄）（1回）　―　新谷
（東海大）橋本（７回）　→　原田（③・国際文化・札幌静修）（１ １／３回）　→　高橋（③・国際文化・東海大浦安（千葉））（０ １／３回）　→　宮武（②・国際文化・札幌日大）（０ １／３回 ）　―　眞下

【戦評】
本学の先発は今季３度先発を務めた木村、今日も直球と緩急を組み合わせた巧みなピッチングに期待したい。
今季最終戦を勝利で締めることができるのかにも注目だ。

１回表に１番常谷が２Sと追い込まれてから打ってツーベースヒットを放つ。２番森は送りバントで２塁ランナーを進塁させて試合開始早々に先制点のチャンスが到来した。

今季初出場の３番水野は四球、今季初４番の斉藤は空振り三振で１アウト、５番柏原は四球を選んで２死満塁へとチャンスをさらに拡大させた。

６番杉林の打席で相手にハプニングが起きた、相手先発の橋本が杉林に投じた６球目が捕手のミットからそれて後ろのフェンスに直撃、それを見た３塁ランナーは一気に本塁へ生還した。

思ってもいなかった形で本学は先制点を奪取した。

先発の木村は３回までランナーを出しながらも最速１４０km/h超のストレートと変化球を巧みに織り交ぜたピッチングで相手打線を封じ込めた。

先発木村、熱投

４回には１死ランナー２，３塁の場面で９増田が投手前に打球を転がしてスクイズをし、その間に３塁ランナー杉林が生還し２点目、さらに２塁ランナー下向も三塁を回った勢いで本塁へヘッドスライディング、これがセーフとなり結果的には２ランスクイズ成功でリードを３点に広げた。

２ランスクイズ成功！　本塁に無事生還した杉林（後ろ）と下向（前）

２ランスクイズを決めた増田

さらなる援護点を貰った木村はギアを上げて６回終了時点で４奪三振無失点投球と圧倒的なパフォーマンスをした。

７回表には１死ランナー２，３塁の場面で代打出場の４番郡山（②・法・札幌大谷）がレフトへの犠牲フライを打ちダメ押しの追加点をあげた。

しかし7回裏に代打８番綿路に２点タイムリーツーベースヒットを浴び、８回裏には２死満塁からの押し出し四球で１点差に詰め寄られた。

なおも二死満塁かつ一打逆転のピンチの場面で対する打者は代打８番西村（④・国際文化・東海大札幌）、木村が投じた３球目を流し打ちするも打球は一塁手郡山のグラブに吸い込まれファーストライナー。抜けていれば逆転もあった場面だったが、木村が意地をみせその流れを断ち切った。

本学打線は９回表、先頭の９番南がレフト前ヒットで出塁すると２番森のタイムリーツーベースヒット、４番斉藤のレフト前タイムリーヒット、７番下向のセンター方向への２点タイムリーヒットでこの回一挙４点をあげて再度東海大札幌キャンパスを突き放した。

２番森　タイムリーツーベースヒットを放つ

７番下向　ナイスタイムリーヒット

最終回は小沼がマウンドに上がった。１死から１番稲葉に四球を与え２番大柳には悪送球によって出塁を許し、１死ランナー１，２塁とピンチを拡大させてしまうも、小沼が３，４番のクリーンナップを打ち取って試合を締めた。

９回のマウンドに上がった小沼

今季最終試合は８－３で本学が勝利し、８勝２敗の成績で春季リーグを終えた。
その後行われた第３試合で星槎道都大が札幌大に勝利したことで２季ぶりの優勝を決め、全日本大学野球選手権への切符を手にした。
惜しくも優勝を逃した本学、秋季リーグでは優勝を目指し昨秋には出場できなかった明治神宮大会への出場権を手にしたいところだ。

【今後の試合予定（OP戦）】
６月１５日　vs帯広三条高校　vs札幌日大高校（ダブルヘッダー）
６月１６日　vs WEED白老
６月１８日　vsハワイ大学選抜
６月２０日　vsハワイ大学選抜

※本学硬式野球部の公式HPから引用
http://hgu-bbc.com/nextgame/

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