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【硬式野球】佐藤爽から得点ができず完封負け 激闘の末に優勝校は22日に決定

令和6年度札幌学生野球連盟春季1部リーグ 5月21日 第2節第4試合
星槎道都大学 ― 北海学園大学

【スタメン】
北海学園大学
1(三)森 晴斗     (④・法・知内)
2(二)杉林 蒼太    (③・経済・北海)
3(遊)常谷 拓輝    (③・人文・札幌静修)
4(指)南 泰成     (④・法・札幌光星)
5(右)斉藤 真吾    (③・経済・北海)
6(一)郡山 遥翔    (②・経済・札幌大谷)
7(左)川村 亮太    (③・経営・知内)
8(捕)久保田 廉太朗  (④・経営・札幌国際情報)
9(中)下向 航     (③・経営・浦河)
先発投手 住吉 壮野   (②・経済・室蘭栄)

星槎道都大学
1(中)菊池 大翔  (③・経営・旭川大高)
2(右)那波 賢人  (②・経営・下関国際(山口))
3(二)田中 銀河  (③・経営・札幌日大)
4(三)福島 一茶  (④・経営・函館大有斗)
5(指)可児 陽康  (④・経営・旭川龍谷)
6(左)門間 健太  (①・経営・星槎国際)
7(一)伊藤 由浩  (④・経営・横浜商科大高)
8(捕)伊藤 優   (④・経営・星槎国際湘南(神奈川))
9(遊)堀越 颯太  (④・経営・星槎国際湘南(神奈川))
先発投手 佐藤 爽  (④・経営・札幌山の手)


【スコア】

(道都大)佐藤爽(9回) ― 伊藤(学園大)住吉(4回 → 堀川(③・人文・札幌第一)(5回) → 久保田本塁打:(道都大)福島(4回ソロ)


【順位表】

※令和6年5月21日、試合終了当時


【戦評】
予定より遅れ、第3試合が15時半頃に始まる。午前中は雨が降ったが、試合開始時には青空が見え始めていた。

対星槎道都大学(以下、道都大)戦は平日にもかかわらず、野幌硬式球場のスタンドでは多くの硬式野球部員と全学応援団指導部、チアリーディング部、さらに多くの観客の応援と歓声で終始盛り上がった試合であった。

1回表道都大の攻撃、1番菊地と2番那波のゴロで2アウトにしたものの、3番田中に四球で出塁を許す。しかし3番田中が飛び出した際にキャッチャー久保田の腕が光り、3アウト。盗塁を阻止することに成功し、1回表は無失点に終わった。

盛り上がりの中始まった1回裏本学の攻撃では1番森が、2回表道都大の攻撃では5番可児がヒットを放つが、いずれも得点に繋がらず、両者先制点を譲らない。

そんな中迎えた2回裏の4球目、5番斉藤がデッドボールを受け、会場が一時的に凍り付いた。幸いにも5番斉藤は起き上がり1塁へ進み、その後も出場した。
しかしその後すぐ、7番川村もデッドボールを受ける。会場が動揺する中、7番川村は一度一塁に進んだものの、チームメイトの肩を借りてベンチに戻り、それ以降本試合で打席に立つことは無かった。審判員が監督も走ってと混乱の中、審判員に「背番号を見せて」と言われ、一塁で振り返ったのは38番。郡山が代走を託されたが、この回でも得点することはできなかった。

その後3回表、3番田中によるタイムリーヒットで2点を取られるも3塁でランナーをアウトにしてそれ以上の失点を阻止、しかし4回表には福島に本塁打を放たれ、3点差がついた。

そして4回裏、反撃を目指す本学ナインに再び悲劇が訪れる。5番斉藤の2打席目、彼がまたデッドボールを受けたのだ。4回裏にして3回目、そして斉藤への2打席連続デッドボールには会場も動揺し混乱、試合が一時的に膠着する事態となった。
その後6番郡山がヒットを放つも、得点に繋がらずにこの回は終わった。

その後の道都大の攻撃では、本学の守備陣が光り、途中から入った投手堀川は、奪7三振。7回表の6番門間のヒットを以外はヒットを打たせず、無失点に抑えた。

一方本学の攻撃では5回裏に2番杉林が中安打、7回裏には8番久保田が左安打、8回裏には再び2番杉林が中安打を放つも、得点することができなかった。

結果、道都大が5安打だったのに対し本学は6安打、しかし得点は0対3で惜しくも負けてしまった。

5月21日の第3試合本学対道都大の試合は、3時30分頃に開始、体感温度13度の中、応援団長が気合を入れるためにバケツ3杯の水を浴び、3回死球を受け、3失点に終わった。

(選手名は敬称略)


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