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顎関節症という歯科医療被害 外科的診断について 3-1

(36~37P)

 ○○医師達が顎関節症患者に執り行う外科処置には何の合理性も無いのだが、何よりも建前が大事な学歴エリートの彼らである。
自分達が作った「顎関節症」に患者を陥れる為に必要もなく難しそうな言葉や全く関係のない病名を並べているが、この項にあるその文言全てを片端から説明していては時間と労力の無駄である。

 大抵の人は大人になるにつれて子供の頃に怖がっていた「お化け」の存在を信じなくなる。それは別にお化けなんかいやしないという決定的な証拠を誰かが見つけたという訳でもない。人がお化けを見る原理を知る人はいるかもしれないが、そもそもお化けのように存在しないものであれば、それがどこかに存在するという証拠もまた無いのである。いることもいないことも証明できないので何でもかんでもでっち上げたもん勝ちという理不尽な言い訳を俗に「悪魔の証明」ともいう。
 
 そして、日本の歯科医療には大人になってからお化けの存在をでっちあげる輩がいる。
自分で作った「あやふやなお化け」の存在を他人に信じ込ませて祈祷じみた医療行為に及び、他に行き場のない患者を信者として取り込むことが出来れば、軟骨や筋肉・骨という身体を生贄に捧げさせ、高額なお金を巻き上げている悪党共がお化け専門家よろしく日本顎関節学会所属の顎関節症専門医達である。 
 現実に、絵に描いたような悪党がこの社会にはいるものであり、私は弱い者いじめが許せない性質である。私はお化けがいない証拠など探すつもりはないし、「顎関節症」というお化けを見る○○医師達のエリートな行動原理もよく理解している。何か痛い思いでもしなければ損得勘定でしか動かないろくでなしが自分の行動を改めることはあり得ない。堪忍袋の緒が切れるほど悪ふざけの度を越した
品の無い馬鹿殿様とお調子者の部下に一番効くのは人前で恥をかかせることであり、それに必要不可欠なのが疑いを持った他人の目である。

 外科的診断の中で「医療面接」の項がある。その医療面接で聴取する内容は主訴、現病歴、既往歴、家族歴、社会的背景とあり、彼ら顎関節症専門医は外科ごっこでは飽き足らず、内科ごっこまでも楽しむようである。

[表1]医療面接における聞き取り項目
顎関節専門家を自称する口腔外科医師達は
専門家として顎関節構造の異常を禄に考えもせず、
顎関節の機械的不具合に全く関係のない
的はずれな問診を行うようである。
デタラメな外科処置の果に患者の症状が悪化して
手に負えなくなった時に責任転嫁する為だろう。

 考えてみれば医師と歯科医師(口腔外科医師)は全く別格のものであり、医師免許は歯科と口腔外科以外なら何でも診療科目として自分の看板に掲げることが出来るが、歯科医師免許で掲げられる看板は歯科と口腔外科だけである。
 顎関節に機械的不具合を来した状態である顎関節症と鑑別が必要な他の症状として、自己免疫疾患やら精神疾患やらと、全く関係の無い病名が診断ガイドラインにあるのだが、ただ名前を挙げるだけで何の関連性も示されてはいない。
 原因の特定できていない他の難病とあらかじめ関連付けておき、彼らはデタラメな医療行為を繰り返して患者が手に負えなくなった時の為に責任転嫁する自分の逃げ道を先に作っているのだろう。そもそも歯科医師免許しか持たない口腔外科医師が診察の現場で他人の畑に足を突っ込むことは出来ないはずである。
 [表1]医療面接における聞き取り項目には現病歴とあるが、顎関節の専門家であるならば顎関節構造を診て異常があるか否かを把握し、それを患者に伝えるのが専門医としての役目である。そして、顎関節に異常が無いと判断できたのであれば他の診療科目の医師に相談するのが筋である。仮に、他の病による症状だとしても口腔外科医にはそれと判別出来るような見識も医療行為上の権限も無いだろう。ましてや自分の専門分野でさえデタラメな事をしているのだから他の科目へ跨いで診断することなど連中には無理である。
 また、別項目として既往歴もあるが、顎関節の機械的な仕組みの異常であれば既往症の有無は全く関係が無い。口腔外科は内科ではないし、歯科医師免許持ちの専門家として先ず見るべきは歯を含めた顎関節構造の異常の有無である。
 別項目には家族歴ともあるが、患者固有の顎関節構造とは別の顎関節を持つ「家族」は患者の顎関節の異常に全く関係が無い。ヤブ医者や知ったかぶりは何でもかんでも目に見えないものや遺伝のせいにしたがるが、形あるものとして機械仕掛けに不具合をもたらす原因状況の有無を個別に考えるべきであり、それが出来ないならば専門家ではなくただのポンコツマニュアル診断である。
 最後の項目には社会的背景とあるが、身体の異常を訴えて来院しているのに、浮世離れしたヤブ医者による生育環境や生活環境の推理など患者にとって余計なお世話であろう。
ここでもまた「噛みしめ癖の有無」や「TCH(歯列接触癖)」という胡散臭い言葉が並んでいるのだが、噛み締めやら食いしばりの癖やら、変な横文字もヤブ医者が自身の見識の無さを患者のせいにして誤魔化す為の逃げ口上である。歯が偏って接触するのは顎関節と歯の帳尻が合わずに生じる機械仕掛けの不具合のためであり、決して患者自身の癖のせいではないし、気のせいでもない。

 よく「人間はストレスを発散するために睡眠中に歯を食いしばるのだ」などという歯科医療従事者のネット記事を見かけるが、眠っているときに歯を噛んで精神的なストレスが発散されるならば、眠っているときに貧乏ゆすりをする人がいないのはおかしな話である。食いしばりの原理については話が長くなるのでここでは割愛するが、睡眠時の食いしばりは咬合高径の低下で骨格が前傾したり、日中の活動時間が長くなると頭を支える首の姿勢を維持するために咀嚼筋が過緊張になることで生じる不都合な自然現象である。決して患者の意思でコントロール出来るような個人の癖などではない。
 人は不都合で理不尽な経験をした時に怒りや不安な気持ちのやり場を探し、カッパのような妖怪やお化けを作り上げるものだ。全てを知るものからすれば顎関節症もTCHも食いしばりも妖怪やお化けと似たようなものである。本当に何よりも恐ろしく愚かなのは拝金主義に傾倒して患者を食い物にする歯科医療従事者の行いそのものであるが・・・。

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