隣のディストピア、我がユートピア

日芸には珈琲研究会というサークルがありまして、私はコーヒーが大好きなので当然のように加入したのですが、そこのメンバーが皆個性的で非常に面白いです。

その上バカ心地良いので、マジで一生居れるような空間なんですね。

本読んでもいい、音楽聴いてもいい、ゲームやってもいい、課題やってもいい。

本当に「溜まり場」って感じで素晴らしいです。

そんな中でも一人、私が今まで会ってきた人間の中で一番面白いと言っても過言ではない人間がいてね。

その子韓国からの留学生なんだけど、

とっっっっっっっっっっにかく日本語がうまい。

そんで噺家ですかってくらい話がうまい。

しかも社交的でめっちゃ場を回す。

その上超がつく程の人格者、マジの聖人。

こいつマジですごいぞ。

いつまでも話聞いてられるもん。

昨日韓国についての話を色々聞いたんだけど、そこで思った事をいくつか書いていく。

私が部室で本を読んでいると、彼が

「本読んでるんですか？韓国では本なんか誰も読んでません」と言う。

何故と聞くと、韓国人には本なんか読んでる暇などないそう。

日本で本読んでると周りから「本読んで偉いね」みたいに言われることが多いけど、韓国で本読んでると「あんた暇なの？」って言われるそう。

それもそのはず、韓国はエグいほどの受験大国。

学生時代の全てを受験に捧げるそうだ。

日本人からすると信じられないような環境らしい。

それに比べたら私なんて漫画読んでゲームして、アニメ見て読書して映画見て、音楽聴いて楽器練習して作曲して、あまりにも自由すぎて笑えてくるね。

しかも韓国はソウルしか栄えてないから、地方に行く楽しみとかもない。

全ての娯楽がソウルで完結しているそう。

一流大学のエリート達がソウルで馬車馬の如く働き、韓国という国をまわしているそうだ。

名古屋にトヨタがある日本が羨ましいと言っていた。

日本ってどこの県にも大体見所あるからね。

流行の変遷も激しいから、流行ったら一瞬盛り上がってすぐ鎮火するそう。

そして売れる文化にしか投資をしない。

つまりカルチャーが細分化せず全く発展しない。

でもだからこそ売れるエンタメ業界では力を発揮する。

日本は日本の中だけでもコンテンツを循環させる事ができるけど、韓国ではそれができない（韓国は日本に比べて小さいからね）。

だからこそ欧米などに輸出して、お金を稼いでる状態らしい。

少子高齢化もヤバくて出生率も日本より低いらしいし、正直ディストピアのようにも思えるけどどうなんだろうね。

しかも徴兵があるから、珈琲研究会の彼も来年には韓国に戻って兵役の義務を果たさなければいけない。

すごく寂しいよね。

私が4年生になる時に帰ってくるらしいから、その時まで珈琲研究会生いてくださいよと言ってくれた。

うん、絶対いるよ。

珈琲研究会のみんなで「おかえり」と言ってあげたいよね。

話は変わって、メタファーリファンタジオの配信見た？

ヤバくね？

もうね、幸せ。

生きてて良かった。

私は好きなゲームベスト5で
1  Dark soulsⅢ
2 Dragon QuestⅤ
3 PERSONA3
4 真・女神転生strange journey
5 Final FintasyⅥ

を挙げているのだが、確実にここには食い込んできそう。

プロデューサーが橋野さん（それもペルソナ3の時くらい気合い入ってそう）で音楽が我らの目黒将司（それも曲調がメガテンsjっぽい）、この時点でエグい。

UIとかも失禁するくらいカッコよかったし。

キャラデザも世界観のデザインも美しかった。

正直あの画面見せられたら、ストーリーがいかにクソだったとしても神ゲーだと思っちゃうよね。

ストーリーがクソでも神ゲーなのにも関わらず、ストーリーすら面白そうなのがメタファーと言うゲーム。

10/11が楽しみ過ぎるマジで。

どの国にも問題点はあるし、比べることは出来ないけどこれだけは言える。

ATLUSと言うゲーム会社がある日本に生まれてよかったー！

じゃあね。