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モンブラン事件

2月初めは、旦那さんの誕生日でした。
ケーキを買って、食べるのが誕生日の習慣です。
うちの家族はみんなモンブランが好きです。

1か月前の私の誕生日にも同じケーキ屋さんでケーキを買って
きてくれた旦那さんにどんなケーキがいいのか確認しました。

すると、
「和栗じゃなくて普通のモンブランで」
といって出勤していきました。

値段も知っていたから控えめにそういったのか。
そういう謙虚なところがある人です。
本人が普通のモンブランをご所望とあれば
それを買おうとおもっていました。

ケーキ購入のラインナップ

1,ベーシックモンブラン
(旦那ちゃんご希望のベーシックモンブラン)
2,和栗のモンブラン
(長男?次男?どっちかだな)
3,モンブランタルト
(めっちゃ大きくて私が食べようとしているやつ)
4,イチゴタルトケーキ
(娘が選んだ娘が食べたいやつ)
5,チョコケーキ
⇒この謎のミスチョイス。
娘と選びにいったらかわいいから~と言う言葉に流され、
うちの家族の中でチョコケーキ好きな人いないのに、
なぞかこれを買ってしまった・・・
疲れてる時ってすんごく判断力落ちますよね。


我慢をやめた私

少し話がそれますが、以前までの私はけっこう我慢するタイプでした。
我慢していて満たされない日々。
我慢の内容なんて、取り上げてみたら本当に他愛のないこと。
小さなことだけどその積み重ねがいつしか爆発するんです。
だったら素直に欲しいものは欲しいと言う!
嫌なものは嫌という。
言いたいことは言う。
こうやって、縛っていた自分の呪縛から解かれるんだ!
変わろう!と、訓練し始めたのです。
自分のしたいことを我慢しないで行動する、発言する!

実食の時

で、いざ食後ケーキの時間になって
娘が「お父さん何がいい?」

って聞くんです。

(ん?聞かずもがな。
お父さんはベーシックモンブランですよ~)
って、思っていたら

なんと、私が選んだモンブランタルトを選んだんです!!!!!!

パニックな私の思考

おいおおいおいおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーい
君は確かベーシックモンブランをご所望なはず。
ありょ?どうしたのかなぁ?勘違いかしら?
確かに、絶対的に主役が食べるサイズの立派なモンブランタルトだけど。
あなたの選んだのはその横になる控えめなベーシックモンブランですよーーーーーー

頭の中はパニック

判断ミス?

めちゃくちゃ忙しい日でいろいろなスケジュールを抜かすことなく、
どうにか乗り切って
今日の最高の楽しみにしていた私のモンブランタルトでした。
いつもなら主役を差し置いて選ばない、どでかいモンブランタルトを
エイヤーーーーって選んだ自分に、
ももこやったぜ!
って、ほくほくたべるはずがーーーー

あの時、いつも通りに旦那ちゃんにも
「あなたは主役なんだから、大きいの買ってきたよ~」
って、気をつかってあげなかった罰でしょうか?

でも、気をまわしすぎて疲れてしまうHSP(=ハイセンシティブパーソン気にしすぎてしまう気質の人のこと)な私としては
言葉のままにを選択したのです。
朝の旦那ちゃんの言葉を遂行したのに・・・
すごくうまくいっていない 
チーーーーーン

負の連鎖

そして、最近爆怒りされていた次男がやたら小さくなっていて
「僕は、チョコケーキのにする。」
って。
え待って、めっちゃ可哀そう・・・
「モンブランにしたら?」
といっても、
「いやチョコケーキが食べたいから」
だって。
もう、かわいそ過ぎますやん(泣)

あぁ、なぜあの時私はモンブラン4種類にしなかったのだろうか?
娘のチョイスを優先させたのは判断するのが面倒だったから。
悔やまれる。くーーーーーーーーーーー
あんだけ多くの種類のモンブランを前に私の思考はどうしてしまっていたのか?

かたくなな私の思考

1.旦那さんはベーシックモンブラン
2.自分は食べたいものを絶対に選択する
3.余計な思考を巡らせない(気遣いをしない+娘に選択を任せた)

当時を振り返るとここにこだわっていたことにきづきます。

最終実食

長男が和栗のモンブラン
私はベーシックモンブラン

大変失礼ですが、
いらない・・・

っておもっちゃったんです。

今ならごめんねって素直に言えるけど全然いえなかったその当時。


私以外の家族だんらん

私以外のみんなはお互いに
「ハイ、交換ね~」
とか言って食べてるのに、
「お母さんの一口大きいからお母さんはダメ~」
とかっていわれるしまつ。
私って何。
はいはい、強欲ばばぁだよあたしゃ・・・

って思っていたら、
これまたやっさしー旦那ちゃんが今度は半分くらい食べたところで
「はい、これリョウマ(次男)食べていいよ~」
って。

むむむむんむ

それを見て、長女は
「お父さんの誕生日なんだからお父さんが食べなぁ~。
お父さんはいつも我慢してばっかり、優しすぎるよ~。
(泣)」
って泣いてるんです。
なんと思いやりにあふれた光景。素敵すぎますね。

そう・・・私を除いては・・・
くーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そうですよ、私は私の食べたい優先させましたよ。
旦那さんの誕生日だし、旦那さんのお祝いですよ。
なのに、私って・・・
・自分の意向に従って生きていきたい
・自分を大切にしよう
・自分の気持ちに嘘をつかない
を優先させたかったのに、思惑とは違う方にすすんでいる。

結果、その当時の私は
・器の小さい嫌な奴

シンデレラの継母

完全に、当時の私はシンデレラである旦那ちゃんに嫌がらせをする継母。
子供たちは、シンデレラ旦那を取り囲む優しいねずみちゃんたち。
悪者になりきれず、とにかくいたたまれない。

これぞ、不調和・・・
がっつり感じる不調和です。


調和

自分を大切にする!
それが本当の意味で実践できるとそこには穏やかな調和が生まれるのです。

誕生日当日の私は
自分の思考を優先させていたにすぎないのです。

心が穏やかでなく、
かたくな。
かたい心でした。

・思いやりと、気遣いの境界線がわからなくなり
・人に優しくと、自分優先の境界線がわからなくなり
・優先順位がわからなくなり
・思考と感情と魂の境界線がかわらなくなり

エラーは気づきを教えてくれるもの

その瞬間いたたまれなさを感じたけど
調和の乱れを教えてくれる為のエラーだったのです!

要するに、
私がとっていた行動や考えは
自分のことを大切にする行動ではなかった!
そう教えてくれたのです。

そもそもの誕生日。
旦那さんに気持ちよく過ごしてもらうために
わたしができることをしてあげる。
スケジュールパンパンな中、
あくせく過ごしていることに
ふと気づき子供たちに協力してもらうように声掛けをする。
みんなで協力しあって、
みんなで作りあげた団らんの中でいたら
こんなぎすぎすした日にはならなかったと思います。

この日の我慢


ケーキの我慢とは別次元できっとこの日も我慢していたと思います。
1.ハードスケジュールを自分だけでこなそうとおもっていたこと
2.子供達に声掛けする余裕なくいたこと
ここに敗因がある。

本当の自分に優しく!

ができた先には調和が待っている


・本当の自分
・真我
・自分に優しく

内側からワクワクする感覚が自分に優しい行動のサインになりえます。
お誕生日のお祝いをしているときの情景を想像して
みんなで穏やかに優しく思いやりに包まれて過ごす。
その中に胸をなでおろす喜びがあり、お祝いになります。

偽りの自分に優しくした先にあった結果は
自分本位で輪の中に入れない寂しい私でした。

時として、自分に優しくという意味を履き違えてしまうかも
しれませんが、その結果として間違えだと教えてくれること。
これがまた貴重で有難い経験です。

これからも、どうしたらいいか?
判断に迷うことあると思うけれども、
自分の心がワクワクするか?
はたまた、ソワソワするか?
この感覚を大切にしながらその先に待っている結果を少し想像して
調和のとれた世界に行けるように精進していきたいとおもいます☆

おまけ
長男の誕生日

3月初めにあった長男の誕生日は次男がお料理教室で
同じ種類のモンブラン5個作ってきてくれました。
穏やかな誕生日を過ごせました(笑)








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