自作の歌詞　『私が生きなきゃいけない理由(ワケ)は』

※Twitterでツイートしている溜めてる歌詞です

私が生きなきゃいけない理由(ワケ)は
明日締め切りの課題があったから
怒られるのが怖かった
紛らわすためにゲームに逃げてた
私が生きなきゃいけない理由は
推しの配信を見てたいから
会えなくなるのは寂しいから
会ったことなんかないけれど

年功序列　風見鶏
生活習慣　予定調和
それらが嫌で仕方なかった
でも死ぬことも怖かった
どうすればいいんだよ

私が生きなきゃいけない理由は
ノートがまだまだ使えたから
悲劇の遺品にされちゃうから
何のために描き続けていたんだよ

私が生きなきゃいけない理由(ワケ)は
明日が私の誕生日だから
思い出されるのが嫌だった
溜め息と共にケーキに吹いた
私が生きなきゃいけない理由は
フォロワーの誰かが死んだから
会ったことなんかないけれど
ちょっと忘れたくはなかったから

偏向報道　七光り
御涙頂戴　民主主義
頭が痛くて仕方なかった
ただ死ぬことは難しかった
どこに行きゃいいんだよ

私が生きなきゃいけない理由は
朝日がまた昇ってきたから
朝刊の投函が聞こえちゃったから
あのお天道様も寝ぼけ眼だ

私が生きなきゃいけない理由は
死んじゃいけないと説かれたから
生きなさいと言われないのは
生まれたことが当たり前になったから

私が生きなきゃいけない理由は
生まれてよかったと叫ぶため
生まれた世界に誇るため
生まれぬ世界を憐れるため
私のような人が居たとしても
この世界を笑えるために
私のような人がたとえ居なくても
この世界に一度だけでも
「ざまぁみろ」って言ってやるため

タイトルでなんとなく察した人がいたら分かるかもしれませんが、今回のは秋田ひろむさん作詞作曲の「僕が死のうと思ったのは」のインスパイアというかなんとなくモチーフにさせていただいた歌詞です