永代供養・生前申込をする

病気が判明してから1年が過ぎた。
特に目立った進行もないようで
酸素吸入も必要なく、黙ってたら病人とは思われないであろう
平穏な毎日を送っている。

しかしながらこの病気、診断されてから平均余命が3~5年。
もちろん、もっと短いことも長いこともあるのだろうが
体が動くうちに、心の準備や身の回りの整理等をしておいた方が
残される夫にとっては都合がいいだろうと思い、終活を始めた。
急性増悪になるかもしれないしね。

とはいえ、終活って何をしたらいいんだ?
まず、目についた私の漫画本約1000冊以上を処分する。
なんせ我が家は夫婦そろって漫画好きだから本がたまるたまる!
気付けば5000冊以上の蔵書・・・・・・
1000冊処分したところで大した数ではないのだが
まぁ・・・・気持ちの問題(笑)片付けた!!と思おう。

次に墓。次男次女夫婦のため、死んでも入る墓がない。
まぁ子供たちに墓守させる気はないので、墓を持つ気もなし。
無宗教だし、お骨を預かってくれるとこさえ決めればいいか~と
市内のお寺の永代供養の申し込みをすることにした。
数万円で済むし、夫や子供に迷惑をかけなくてもいい。
生前申込も受付してくれるみたいなので早速来週行ってくる。

あとは何をすればいいのだ?
服飾品は死んでから処分してもらえばいいし、葬儀も段取りつけてある。
私名義の預金はテキトーにおろしてもらうとして
面倒なのは株か・・・・・
その辺はエンディングノートに手続き方法を記して…
定形外郵便をやっと送れるようになった夫(笑)
多分、振込とかはまだできないと思う・・・・・(爆笑)
細かいことは私が全部やってきて、夫にさせたことなかったからなぁ
ネット通販の購入方法も知らずにきてしまいました。
少しずつ教えていかなきゃ。

来週の永代供養の申込は一人で行くことにした。
夫はまだ現実を直視したくない模様。
死ぬと決まってない!というが・・・・決まってるんだよ。
正確な余命がまだ分からないだけで。
私は夢を見ない。もしかしたら・・・・なんて甘いことは考えない。
あと数年であの世へ旅立つであろう運命を受け入れてる。
30年吸い続けたタバコが悪いのか、はたまた父からの遺伝か、
それともワクチンの影響か?
理由がどれであっても、残り少ない人生ならば
出来ることを精一杯、残される者たちに迷惑が掛からないように・・・・・


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