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丁寧な暮らしという言葉の本質


最近インスタや雑誌、至る所で「丁寧な暮らし」という言葉を見かけるようになった。

私も様々なことを経験してきた結果、今後丁寧な暮らしをすることが目標。

でも丁寧な暮らしって何?

インスタでみる、いわゆる丁寧な暮らしをしている人たちは、家具にこだわり、自分の好きに囲まれてなんかキラキラしている。

それも自分を大切にするという意味では、丁寧な暮らしだと思う。

でも丁寧な暮らしというと、わたしは自分の祖母を無意識に思い浮かべる。

祖母は5人兄弟だが、裕福に育ったらしい。
(幼少期は駕籠で移動しており、家にはお手伝いさんもいたとか。)

でも祖母は80歳になった今も、旅館の経理を続けている(ただ数年前から毎年辞めたいと言っている)

毎日同じ時間に起きて、朝から雑巾掛けをし、朝ごはんを準備。NHKの朝ドラを見て8時頃に出社する。

朝の飲み物は決まって豆腐屋さんの豆乳。

17時過ぎに仕事が終わり、旅館のお風呂に入り、18時に帰宅。

祖母自身と一切料理をせずゴルフと水戸黄門が趣味の祖父のために簡単に夕食を作る。

夕飯で使う野菜は、家の隣の畑から必要な分だけその場で採取。

お米は祖母と祖父の作ったお米。(売り出してはおらず、あくまで親族へ配る分のみ)

夜は自分で麹から作った甘酒を飲む。

そして21時過ぎには湯たんぽを持って寝る。

なんてことない毎日だけども、私は祖母の暮らしにとてつもなく惹かれている。

昔を生きた人たちの原動力って何なんだろう。

何不自由なく育った家系なはずなのに、全てのものに感謝してそして自分のことをとても大切にして生きている。

丁寧な暮らしの本質を見極めて

自分を大切に

そして平和に生きていられることに日々感謝を忘れずに生きていきたい。

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