動けた日

今日は目覚めから「お、動ける」という感じがしました。昨日は9時前にククと一緒に寝落ちして、目が覚めたのは5時。久しぶりによく寝られたのだと思います。

洗濯機をセットし、少しだけ原書・訳書の読み比べをしてから、この夏は夫にほぼ任せきりだった犬の散歩に行きました。

ククも30分早く起きたので(「おかあさんがいない!」と焦って起きてきたそう)いろいろなことがスムーズに進み、登園させてから残りの家事とメークをし、いつもより1時間ほど早く仕事を始めました。ノルマも前倒しでき、新発売キャンペーンの期限が間近に迫っていたJust Right!7 Pro(文章校正支援ツール)と記者ハン辞書の購入も済ませました。

(Just Right!ではWordの校正機能では拾えない助詞の連続などもチェックできるので、10年近く前から使っています。最初は『共同通信社記者ハンドブック』の紙版を持っていたのですが、Word文書にもアドイン対応する校正ツールがあってそこに記者ハンの辞書ものせられる、と翻訳者の先輩方からうかがって購入に至ったように記憶しています。その後、値が張るため何度かバージョンアップを見送ってきたのですが、今回はきちんとそろえようと思いました。)

こんなふうに書くといつもできる人のようですが、実際はこんなにうまくいく日はめったにありません。めったにないだけに、うれしくてこうしてブログに書いています。いつもこうだったらいいのに……。

ここ数か月、特に夏場はまったく思うように体も頭も動かず、「こうしたい」と思う理想と現実のギャップにうめいてばかりでした。ひとつひとつのことを始めるにも完了するにもとても気力が必要で、心と体が動かない(動かせない)日も私はあります。いただいた仕事は期日までに納め、最低限の家事もやり、文芸翻訳講座の課題も出した。大きな失敗をしたわけでもなく、やるべきことはやっているはずなのに、「本当はもっとこうしたいのに、こういう人間になりたいのに」という思いが拭えず、なかなかすっきりしませんでした。ブログの筆も進まず、本を読んでも頭に入ってこない。

それが、気温が下がって体が楽になったためか、最近になっていろいろなことがあまり構えずにできるようになってきました。ずっと気にかかりつつ後回しになっていた、車の点検や定期検診の予約といった事務手続きを片付けたりとか。ここ数日のことですが。この好調さが今日でピークにならず、明日からもできるだけ続いてほしいです。

[旧ブログ2022/9/29の記事より転載]

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