坐禅 ただただ坐る
本日、2月15日 釈尊入滅の日
それに伴い、私が日頃参禅させていただいているお寺では、集中坐禅修行として、2月13日〜15日、朝に50分を3回(3炷)、夜に50分を2回(2炷)坐る
詳しい時間は↓の写真を参照してください
2月の朝5時は、普段は凍てつく寒さだが、この3日間は寒さは和らぎ、かなり坐りやすかった
私の坐禅のキッカケは、ふと「坐禅してみたいな」と思い、坐禅が出来る所をネットで探したことから
本当にふと思い、こちらのお寺に月に2回(第一、第三土曜日の夜)伺うことになった
それから5年、途中、コロナ禍で休みの期間もあったが、毎月と年2回の集中坐禅に参禅させていただいている
何故に坐禅か?
心の平穏を求めたかったのか?
何かを悟りたかったのか?
いや、違う
ただ坐りたかったのだ
そう、曹洞宗の開祖、道元禅師の教えである
『只管打坐(しかんたざ)』ただひたすらに坐る
そう、『只管打坐』ただ坐るだけ
その坐っている時間、何もしない
日頃、慌ただしく、常に動き、何か考え(考えるならまだ良いが)、苦悩している、頭や心を停止し、敢えて余白を作る
それが、とても貴重な時間なのだ
何もしない、ただ坐るだけ
その時間を私は月2回、みんなと坐ることで持てているのだ
無論、家でも毎日坐る
でも、みんなで、お寺の本堂で、坐る
これが大事なのだ
場のちから
だからこそ、本堂で坐るときは、その空気を壊さないように、なるべく音をたてないように、注意を払う
「坐禅」今の私には、なくてはならないものになっている
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