助産師たちの夜が明ける
初めてミニシアターに行った。
横列は10席、縦列は20席くらいのサイズだった。
今までは一般的な(?)映画館でしか映画を観たことがなくて、箱の小ささに驚いた。
でも、それ以上に驚いたこたがある。
スクリーンのサイズなんて関係なく
映画が壮大で美しく、臨場感を得られたこと。
本当に映画が好きで集まってきた人と時間を共有できたこと。
心地の良い空間だった。
初めてフランス映画を見た。
フランス語はわからない。
必死に、字幕とキャストの動きを、目で耳で追った。
瞬きした記憶がないくらい夢中に観てた。
助産師誰もが感じているであろう
責任
プレッシャー
譲れないプライド
克服しようのないトラウマ
数えきれない葛藤
言葉にすることが勿体無い喜びと安堵の感情
私だけかな、と思っていた悩みや葛藤が
国境を超えて、海を越えて、場所は違えども時を同じくして感じている人がいること
それだけ非日常的な戦いの場面に携わっていること
嬉しいのか恐怖なのかわからないけど
何にも変え難い、職業だと感じた。
助産師として認められたくて、認めたくて、ついつい背伸びしちゃいそうな自分も
チームで命を預かることの大切さ
後ろを振り向きそうになったら、自分を、仲間を鼓舞す
ることの大切さ
この仕事に携わることへの感謝の思い
忘れちゃいけない
期間も場所も限定になってるのが勿体無いけど
助産師目線で産科を見ることができる映画でした。
また観たいな。
明日からまたがんばろう。
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