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大規模発電だからかえって脆弱になる=たやすい戦争をなくすために=

地球のため、全人類、夜は戒厳令(157)

「大規模発電だからかえって脆弱になる=たやすい戦争をなくすために=」

ヨーロッパ諸国やウクライナなどは、原発や火力発電などの大規模発電、パイプラインによる大規模ガス供給で暮らしを支えていた。

しかし、大規模だったからこそロシアの攻撃により施設を破壊され、あるいは供給を止められて生存をおびやかされるような事態に至った。

大規模だからピンポイントで攻撃しやすいし、大規模だから賄う範囲も広くなり、1カ所やられてしまうとその広い範囲で供給が止まってしまう。
攻撃にはもってこいだったのだ。狙ってくれと言っていたに等しい。

全部とは言わないが、ある程度、世帯や建物毎に自給や備蓄ができていたらどうだったろうか。

大規模施設を攻撃しても、各世帯はある程度自給できるし、分かりやすいエネルギーばかりだから、ある程度は壊れても自分で修理できる。攻撃する側にとっては決め手を欠くことになる。国防にも資するのだ。

残念な事に、たまたま地球は温暖化し気候変動の災禍に見舞われている。

化石燃料や化石燃料をベースにした経済で支える以外のない原子力発電の核燃料を燃焼させる余裕はない。

再生可能エネルギーをベースにした社会に、そしてライフスタイルにシフトしていかなければならない。

建物の屋根には全て太陽光パネル(できればお湯も得たい)を敷き詰め、し尿や生ごみからはガスを得る。小型風車も設置し、丹念にエネルギーを採集する。夜は布団にくるまって寝るのだ。(ちなみに太陽光パネルも大規模にしたら無意味)

大規模エネルギー施設は基幹ではなく補完の立場に回る。

そんなに夢物語でもないと思う。というか、そうしないと地球は潰れてしまうし、その前に、大規模施設を狙うような「たやすい戦争」もなくならない。

国内でも、この大雪で停電が多発しているのは、大規模発電に頼り切り、エネルギー自給率がゼロだったからだ。

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