AIブーム 電力需要に不安【気になった記事のメモ】(94)

♯2024/7/29読売朝刊12-6国際経済

○データセンター(DC)での電力消費の急増

○国際エネルギー機関(IAEA)の将来予測
 DCやAIなどで世界の消費電力量は、
 22年は約460テラ・ワット時(テラは1兆倍)
 26年は1000テラ・ワット時以上
 これは日本の年間消費電力量(23年、約800テラ・ワット時)を超える規模
○DCは24時間稼働が求められる。
 膨大な量の計算や大量のデータ保存、サーバーが発する熱を冷却するための空調などで大量の電力を使う。
 AI向け半導体は電力消費が特に大きい。
 チャットGPTに質問して回答を得るにはグーグル検索の約10倍の電力を使う。
○米国の電力消費に占めるDCの割合は22年の3%から30年までに8%に増加。
電力需要の増大に伴うCO2排出量の増加
 グーグル 23年 1430万トン 19年比48%増
○「AIの利用拡大により、排出量の削減が困難となる可能性」
○生成AIはこれまで偽情報の拡散や著作権侵害といった問題が注目されてきたが、そのエンジンとなるDCが電力供給や地球環境に与える影響についても真剣に考える必要がある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?