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米は炊くだけで、それも、ご飯だけで食べられるのに減反て

地球のため、全人類、夜は戒厳令(106)

「米は炊くだけで、それも、ご飯だけで食べられるのに減反て」

「農水省は、米の需給を安定させるため」(2022/7/28読売新聞朝刊経済面13版8面)と称して減反を進め「2022年産の主食用米の作付面積が、前年に比べて約4.3万ヘクタール減る見通し」になってしまった。
国際情勢や気候変動により、食糧輸入もあやしくなっていて、自給率も低いのに、この施策は馬鹿な所業と断ぜざるを得ない。

米は保存が利く。炊くだけで、それも、ご飯だけで食べられる生存を保障する万能食品である。
日本でパンが生まれなかったのは、麦は炊いてそのまま食べられるような代物ではなく、米と比べて圧倒的に面倒くさい食糧だったからだ。
米があるのに麦を採択するのは明らかに非合理的だったのだ。

減反は食の安全保障に逆行する。

国民の生命をないがしろにする所業だ。

秋になって、北半球の多くの国で不作であることが判明してからでは遅すぎる。

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