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仕組みで何でも解決できると誤解する資本主義経済
資本主義経済よ死んでくれ-サイコパス経済ファイナルカウントダウン-(101)
第7章 仕組みで何でも解決できると誤解する資本主義経済
2021/6/25「少子化対策は経済の規模ではない」
少子化対策には、「保育の充実」「出産・育児と労働の両立の支援」「児童手当」等々の施策が有効とされている。しかし、思った通りの成果が上がらず、コロナ禍も相まって、日本は大きく人口を減らしているのが実態だ。
成果が上がらないのは、そもそもの社会不安にある。
少子化対策のすべては、そもそもの生存が保障されていないから、功を奏さない。
それこそ昭和の高度成長の時代には一家で1人働けば、家族4~5人は十分に暮らしていくことができた。
しかし、平成・令和の現代社会は、資本主義経済も高じ、それにより却って終身雇用も当たり前ではなくなり、人生設計が難しいものとなってきた。
つまり、食べていくのに困らない保障もなくなっているから、出産どころか、所帯を持つことすら困難になってしまっている。
経済の規模ではなく経済の質を徹底的に見直さないと何をしようと少子化に歯止めはかからない。(つづく)
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