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人類の助かる道はイーロン・マスクとは逆のやり方

地球のため、全人類、夜は戒厳令(150)

「人類の助かる道はイーロン・マスクとは逆のやり方」

イーロン・マスクは「ツイッター社の買収手続きを完了し、すぐに約7500人いる従業員の半数を削減したとされる。」(2022/11/17読売新聞夕刊4版10面)

解雇された者は別の仕事を探さなければならない。

例えば、生産性が上がったからと言って、都度その分解雇を繰り返すようなやり方が世界中で展開されたら、いくら経済が大きくなっても労働者は永遠に幸せになれない。
無限大に経済が膨らむのは必定だ。

地球温暖化・気候変動は経済量が増えるに従って悪化している。
少なくとも誰もがイーロン・マスクと同じようなやり方をするのは、地球の量的限界・機能的限界に照らし合わせて無理がある。
むしろ、イーロン・マスクと逆のやり方こそ人類存続の道が開ける。

ツイッター社を今の地球に置き換えて考えてみよう。
ツイッター社は今の経済量で運営できていた。従業員はそこからの成果物で食べていた。
生産性が向上し、ひとりあたりの所得が増えるはずが、多くが配当やイーロン・マスクの所得に化ける。
その分、解雇されてきた。そこを逆に、新たに人を雇う。
経済量が変わらないのに多くの人が食べていかれるようになる。
それでもし、未だ従業員の給料がぜいたく級であれば、人並みにしてもらうことで、さらに多くの人が食べていくことができる。
イーロン・マスクへの過剰な報酬や配当を見直すことで、さらに多くの者が食べられるようになるし、その従業員全員で協力して更に生産性を上げることができれば、過剰経済を改め、適正経済にすることで、地球温暖化・気候変動に寄与することができるようになるのだ。

一部の者がぜいたくを見直せば人類存続の道が開ける。
国連が言う格差解消は別の角度から見た人類存続の道だ。

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