見出し画像

都会で天の川を観る

地球のため、全人類、夜は戒厳令(138)

「都会で天の川を観る」

こうなったら(こうなっても)楽しいだろうなと夢想することがある。
似たようなことを書いたような気もするが、またふつふつと湧いてきた。
「真夏の都会で天の川を観たい」

昔、昭和ひと桁の両親から聞いたが、都会でも天の川が見えたらしい。
それでも暮らせたのだ。
空まで明るくしてしまうような無駄な照明がなかったせいだ。
誰もが夜は家に帰り、店の全ては閉まり、人は居ないのだから街灯も不要で、車のヘッドライトもない。
静かに天の川を眺められる可能性がある。

過剰経済を改め、適正経済になれば、過剰な発熱もなくなるから、エアコンも不要になり、本当に静かな夜になるだろう。

金銭的、物質的経済の規模は小さくなるが、心身のゆとりははかりしれないものになるだろう。
その象徴として、自宅で天の川を観たい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?