他大から東大大学院に進学する前に考えておきたいこと
記事に興味もっていただきありがとうございます。
著者の簡単な経歴紹介です。
最終学歴:東京大学大学院の修士課程修了(理系)
大学:関西の私立大学(関関同立クラス)を卒業
他大から東京大学大学院に進学しております。他大から東京大学大学院に進学し、修了した経験を持つ方はそんなに多くないと思い、私の経験が、同じようなキャリアを描きたい人の参考となればと思い記事を執筆しています。
現在は、社会人として10年以上、上場企業で働いており、10年経った節目で、当時思っていたことと、今思えばこうしておけばよかったといったことも交えて書いていきたいと思います。
本日のテーマは、他大から東大大学院に進学すべきかということを軸に話をしていきます。
そもそもなぜ、大学院に進学するのか
理系学部であれば、修士課程まで進むと考えている人が多いと思います。
私が所属していた関西の私大理系でも凡そ6~7割が大学院に進学していました。
理系なら、院進学するのが、当たり前みたいな空気があるケースもあるでしょう。ですが、一度立ち止まって
「自分はなぜ、院進学したいかは考えておくといいです。」
とか、偉そうに言ってますが、
当時の私の院進学を決めるまでの思考推移は以下のような感じでした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「研究職就きたいし、修士までいくもんだろう」(大学入学当初)
↓
「しまった、学部での研究室選択でミスった、自分に合わなすぎ、
就活しようにも出遅れたから、無理だ…」(大学3回の終わり~4回始め)
↓
「それなら、当初予定通り、院進学するが、そのタイミングで研究室は変更しよう。」
↓
「研究室は変更するなら、他大でもいっか。院進学なら東大入るのも難しくないような噂を聞くけど、チャレンジしてみるか」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なんとなく、大学院に進学するでも、正直いいと思いますが、その先に何を自分が希望しているのかをはっきりさせておくとよいです。
・アカデミックの世界で仕事したい
・院進学して、研究職に就きたい。
・院進学はするけど、給料がよい会社、有名な会社に行きたい
私は、東大大学院に進学して、良い会社(給料がよくて、福利厚生がよいようなホワイト企業)に就職できたらいいなって思っていました。
正直なんでもいいと思います。
本音と建前ってありますが、院進学は建前は、院進学時や就活の面接で聞かれるのでありますが、自分の本音部分が何なのかは自問自答しておくことをおすすめします。
結局、本音で「こうなったらいいな、こうしたいな」といったことに人は近づいていきます。
私も、世間一般からしたら、良い会社にご縁があり、給料も平均以上は若くして稼ぐことができて、自分の願望になっています。
まったり、ホワイトではないですが笑
他大から東大大学院にいく場合の心構え
では、大学院に進学しようと思い、敢えて自分の大学ではなく東京大学大学院に進学しようと決意した場合の心構えを3つ教えておきます。
院試前~院試合格後に以下の点を意識しておきましょう。
絶対に受かることを信じ、集中して勉強する習慣をつけること
東大大学院進学を決めたら、合格を信じ、集中して勉強しましょう。
私は、大学4年の4月~6月頃は、学部の研究室で拘束されていたので、研究が終わり次第図書館で、閉館する22時まで勉強していました。
院試の1か月前は、学部の研究はストップさせ、大学図書館の開館から閉館時間まで院試対策をしていました。
東大大学院進学に進学すると決めたので、学部の研究に対するウェイトは下げました。そのせいで卒業苦労しましたが…けど、それでいいと思います。自分の人生です、悔いがないようにしましょう。
東大大学院進学前の心配事は無意味なので、今に集中
院試前に東大大学院で馴染めるかなって思ったりしても無意味なので、やめましょう。入ってみないとわかりません。変えられないことを考えてもどうしようもないので、院試前は、院試を突破すること。院試に合格後は、どうやって無事卒業できるか、残りの学部生活を楽しむかを考えましょう。
東大大学院合格をゴールにせず、スタートにする
最後に、東大大学院の合格は、次のスタートであることを忘れないようにしましょう。正直、修士2年間の研究は大変だと思います。
でも、絶対良い経験になるので、無事、東大大学院に進学できたのなら、
その環境でたくさん経験を積んでください。
大丈夫です。他大から東京大学院に進学するというチャレンジをすること自体誇りに思っていいです。
私はそんなチャレンジをするあなたを応援しています。