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日本の保育は遅れている?


現在、日本は昔ながらの保育をしているので世界と比べて遅れています。今の時代にあった新しい考えをもって保育を行っていく必要があるのです。
今、子どもを保育園や幼稚園、こども園に預けている保護者の方や働いている職員の方また、保育に興味がある方や保育が学生さんなど気になってご覧になっていると思います。

今、通っている、働いている園では、時代に合った保育をしていますか?

という質問をされたとき返答するのが難しいと思います。
なぜなら、時代に合った保育を知らないからです。

保育の質


園を運営している上で大事なことが保育の質です。
質が悪い園だと大事な子どもを預けたくないですよね。
保育に関しては、主に「内容」「環境」「人材」の3つの観点から考えられます。
また、幼稚園、保育園、こども園には指針があります。
指針に乗っ取って保育をしていく必要があるのですが、現在の園では指針に乗っ取っている園は少ないと感じます。
オリジナルの保育方法をしている園が多くあり、昔のやり方のままで保育をしている園が多くあるのが現状です。

そこで、私が思うのは、時代にあった保育を取り入れていると保育の質は必然と変わるということです。
昔の保育をしている園は保育の質は下がり、時代にあった保育をしている園では保育の質は上がると考えています。

なぜなら時代が進むにつれ子どもの姿や、発達、親の子育て方法も変化するからです。
今の子どもの姿や発達、親の子育て方法などにあった保育をする必要があります。

保育を考え続ける園

新しい事を取り入れる園だと、新しい研究や論文、講師を呼んで園内研修などで新たな知識をつけて今の時代にあった保育を取り入れようとしているので質の高い園と言われます。

昔ながらの保育を続ける園

昔ながらの保育をして新し事を取り入れない園だと、昔の保育や新しい知識がなく時代が進んでいるのに遅れている保育をして質が下がり続けます。

なので、質の向上に努める為にも新しいことを取り入れ、時代にあった保育をする必要があります。

なぜ、時代に合った保育が必要になるのか?

時代は進んでいます。ガラケーがiPhoneになったりAIが発展して仕事もAIが出来るようになってきています。このように色々なものが開発され便利な世の中になってきています。
便利な世の中になると仕事も変化してきます。
今まで人間がしていた仕事をAIが行い、仕事の数が減少していくと言われています。
このように、新しいものが開発されたり、AIの発展で仕事が減少すると、今までしていた保育が将来の子どもの為にならなくなります。

子どもの将来のため

上記で述べたように、新しい物が開発され便利な世の中になっています。
子どもも昔と比べても発達過程が変化しています。

現在、保育の現状

保育の現状でよくあるのが「指示命令」、「やってあげる」保育で、この2つが園で行っていると思います。
では、上記の2つの保育をデメリットを解説していきます。


指示・命令

指示・命令

「今から○○をします」「○○をしなさい」と、大人が子どもに指示したり、命令する場面があります。
実際の保育現場でも保育者が子どもに指示や命令する場面が多くあります。
保育者は活動がスムーズに進めるための指示や、集団生活を円滑に進めるように命令することがあります。

子どもに指示、命令することが多くなってしまうのは、保育者が子どもに求めているハードルが高いことが原因です。
「ご飯を残さずに食べなさい」や「早く準備しなさい」という保育者も少なからずいると思います。
それは、子どもにとって大きなストレスになります。
大人でも、何かしら他人に命令されたり指示されると気持ちのいいものではないですよね。子どもも同じです。

また、指示、命令をしていると、将来大人になった時自分の考えで行動できなくなります。
なぜなら乳幼児期から考える事をしてきていないからです。
大人に置き換えると、アルバイトが仕事をせずにずっと立っていたので、声を掛けると、「何も言われなかったので立ってました」と答えます。
このように、自分で考えて行動してきていなかったら指示待ちをするのです。

なので、指示、命令をするのではなく、子どもが自分で考えさせてあげる事が大切です。

やってあげる

やってあげる

やってあげるということは、例えば、「服を着させてあげる」「靴を履かせてあげる」「食べさせてあげる」などがあります。
これらは「やってあげたほうが早い」「やってあげたい」などの大人都合や自己満足考えがあります。
確かに、子どもが1人で服を着るより大人がやってあげたほうが断然早いですし、保育者の人ならばやってあげたいと自己満足もあるでしょう。
しかし、「やってあげる」のは大人の思いで、子どもの成長には必要ありません。

大人に置き換えてみると分かりやすいと思います。
例えば、部下が仕事で悩んでいて上司に相談します。
すると上司は「やってあげるよ」と言い部下の仕事をすべて上司がします。
そうなると、部下は成長しますか?
答えは、成長しません。
なぜなら、やってないからです。
経験してないので問題を解決する力が育たず、問題解決能力がつかなくなると、次の仕事も「難しい」「できない」「やって貰おう」など上司に頼もうとします。そうすると部下は甘えてしまい力が付かず、成長に繋がりません。

子どもも同じで、経験しないと成長しません。
なので、子どもが困っていたらすべて大人がすべてやってあげるのではなく、子どもがどこまで出来るのか把握して手伝ってあげる事が大切です。

まとめ

今回は保育が遅れている、保育の質、指示命令、やってあげるをテーマで解説してきました。
子どもが将来困らずに生活できるようにするには乳幼児期から育てることが大切です。
しかし、時代は進んでいます。
昔ながらの保育ではなく、時代に合った考え方、保育を取り入れていくことが重要です、

子どものことを第一に考えて、時代に合った保育、子育てをこれからも執筆していきます。

最後までご覧くださりありがとうございました。

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