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猪撃ち専門ハンターグループ

今日は早朝からハンティングでした。

猟犬を操つる人を勢子(せこ)と言います。
猟犬と一緒に山を駆け回って、猪の居そうな所を回って猪を追い出します。

銃を発砲してよい山なので、近隣にあまり人は住んでません。
当然舗装された山道などありません。
登山道のように見てわかる道もありません。
動物が通る獣の道や足跡を見ながら、険しい山を回ります。
猪がいれば、猟犬は吠えたり嚙みついたりします。
猪が逃げたら犬が追っかけます。
あらかじめ猪の逃走ルートを予想してハンターは配置してます。

配置されたハンターを待子(まちこ)と言います。
銃を使うので、みんな目立つ色の服を着ます。
動物の目は色がわからなくて白黒に見えるそうです。
携帯電話の圏外がほとんどなので無線機を使って連絡を取り合います。
犬の位置はGPS端末を持ってトレースして獲物の位置を想定します。

猪の足音が聞こえたら銃を構えて、見えたら安全装置解除。
そして発砲です。

心臓がバクバクします。
緊張感ハンパないです。

鹿と違って、人を襲う猪は命懸けですから銃を持っていても安全ではありません。

こういう猪ハンティングを毎週やってます。

いい歳した大人が日の出から日の入りまで山を駆け回ります。

今日は猟犬が猪と戦って怪我しました。
無事でありますように。

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