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ゆうちょ銀行のシステムトラブルから考えた事。

近年、大手メガバンクを中心に、システムトラブルが相次いでいる。
2024年4月23日は、ゆうちょ銀行のシステムトラブル。
2023年10月10日は、全銀ネットがシステムトラブル。
2023年11月30日は、三菱UFJ銀行のシステムトラブル。
2021年2月28日は、みずほ銀行のシステムトラブル。

出所:NHK WEB
出所:日経電子版
出所:日経XTECH


実業家、堀江貴文氏は、最近の銀行のシステムトラブルについて、問題の根幹は、古いコンピューターシステムを使い続けているからだ。
と話していました。

その古いコンピューターというのが、自社のデーターセンター内にサーバーを置いている”メインフレーム”というシステムを使っているそうです。
その”メインフレーム”を動かすコンピューター言語は、”COBOL”。
このメインフレームのデーター処理は、1日約2000万件しか対応できないそうです。
スマホで例えるなら、iOS17に対応出来ないiPhone5で無理やり使い続けようとするもの。
また、みずほ銀行がシステムトラブルを頻発する理由も、旧銀行同士でのシステム統合が上手く進んでいないのが原因になっています。

度々、銀行のシステムトラブルが起こる背景には、銀行の技術者の高齢化により、クラウドといった、新しい技術継承が困難になってきている可能性が考えられます。

今後も、銀行のシステムトラブルは頻発する可能性は高いです。
そう考えると、ネット銀行やLINEPayのようなフィンテックを使っていった方が生産性も高く合理的と言えます。
ATMにキャッシュカードを入れたら、カードが戻って来なくなった。というのは本末転倒で、たかがキャッシュの入出金に手間暇は掛けるべきでないと思います。
日本人の大半が勘違いをしている『銀行に預けてたら、絶対安心』といった、”預金神話説”もシステムトラブルによって空前の灯火になってきています。
旧来型の銀行は、使わないようにした方が良いです。
急速に発展しているフィンテック技術を上手く活用していくべきです。

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