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グラフ1000 エボナイト/セルロースグリップ

購入品レビュー
ぺんてるのグラフ1000用カスタムグリップです。


エボナイトグリップ

エボナイトは天然ゴムに硫黄を配合し、加熱して硬化させた合成ゴムの一種です。耐候性、耐薬品性、絶縁性に優れた素材で加工もしやすいことから万年筆の軸などに使われることが多いです。

触り心地もプラスチックのようにつるつるとしていますが、不思議と滑りやすい訳ではなくてグリップ力は発揮してくれます。合成ゴムの利点ですね。

自分はグラフ1000フォープロ0.4に装着して使っています。軸とグリップの調和がとれていて、直線的な見た目になりました。とても似合っています。

グラフ1000のF3グリップが苦手な人や、見た目にこだわりたい人には特におすすめできます。


セルロースグリップ

セルロースというと食品添加物として知られていますが、こちらのグリップは植物由来のセルロースナノファイバー(CNF)が使われているんじゃないかなと思います。少し調べてみたのですが、なかなか奥が深い素材のようでよく分からなかったです。

こちらもプラスチックっぽさを感じる触り心地ですが、僅かにラバーっぽさも感じます。実際に装着してみると、グリップだけグミみたいな見た目になりました。

セルロースグリップはグラフ1000csやLIMITEDなど黒以外のカラーと相性が良さそうです。口金等の金具も黒よりシルバーのほうがマッチしそうですね。


まとめ

エボナイト/セルロースグリップは元のF3グリップと比べて、指に触れる面がフラットになっているので握りやすく感じました。

個人的にはエボナイトグリップの使用感が好きだったのでこれからメインで使っていこうと思います。

今回はかなりマニアックな内容だったと思いますが、筆記具に個性をプラスしたいと考えている人はこだわってみてはいかがでしょうか。

最後まで見ていただきありがとうございました!

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