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くるまを水害から守る

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「くるまを水害から守る」をテーマにしたコラムをまとめています。
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#災害廃棄物

公共インフラに頼らない"生活再建力"備えてますか(水害被害の生活再建を妨げる5つの出来事)

公共インフラに頼らない"生活再建力"備えてますか(水害被害の生活再建を妨げる5つの出来事)

前回は「つながりと笑顔で災害復旧生活のストレスを少しでも軽減できる」についてお話ししました。今回は「被災地でおきる生活再建を妨げる5つの出来事」について考えてみます。

(被災地でおきる生活再建を妨げる5つの出来事)

水害被害からの復旧もまた震災被害からの復旧と同様想定外に体力を削がれるとともに心労が続くことで大変な生活を強いられることになります。ところがそのような復旧生活を見据えた備えをわたし

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災害復旧生活のストレスを「つながり」と「笑顔」で軽減する(水害被害の前に準備しておくこと)

災害復旧生活のストレスを「つながり」と「笑顔」で軽減する(水害被害の前に準備しておくこと)

前回はわたしが経験した阪神淡路大震災でのエピソードについてお話ししました。今回は「震災経験を糧に豪雨水害にどう活かすか」について考えてみたいと思います。

(震災経験を糧に豪雨水害にどう活かすかについて)

「豪雨水害」と「震災」、どちらも「迅速な避難」「人命の確保」が最優先事項であることはもちろんですが、一般的に豪雨水害は震災と異なり避難までの時間的余裕があるといえます。そのためあらかじめ次のよ

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災害復旧生活にも笑顔と団らんを(阪神淡路大震災から学んだこと)

災害復旧生活にも笑顔と団らんを(阪神淡路大震災から学んだこと)

近年、豪雨水害被害の報道を目にする機会が増えています。被害現場では多くの家々やくるまが水害被害を受け、人々の生活に大きな不安を与えている現状を知るにつれ過去の経験を思い出します。

(阪神淡路大震災での経験)

わたしは1995年1月に神戸市須磨区で阪神淡路大震災を経験しました。私自身は北落合という街に住んでいたので大きな影響を免れたものの、同じ須磨区でも海側の平地では大きな被害を受けていました。

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