バス
この街のバスが好きです。
ちょうどバス停で、タクシーと同じように手を挙げなければ停まってくれません。
停まってくれたバスはすぐに扉を閉めてしまうので走って乗らなければなりません。
走って乗ります。
降りる際、交通渋滞が発生している場合には路肩にバスが停まれないので、道の真ん中あたりで扉が開きます。
バイクのすり抜けに注意しながら、歩道まで歩きます。
僕含め、降りる人みな丹念にバイクのすり抜けに注意する。生を感じます。
日々の中で、出会い頭に車が出てこないか心配になって首を振ります。大袈裟な話にはしたくないのですが、本当に僕は生きたいんだな。
とその時、意識が浮かび上がってきますよね。
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