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ビャクヤ

寂しい寂しいと西野カナの歌詞に登場する女子のような感じでソファに座っていたら、今フィンランドにいるタイ人の女の子、サクラットちゃんからLINE電話が来た。

嬉しい。
彼女不在の彼女の部屋に1人いる僕を見て笑う。

13時間ほどのフライトをやり終えフィンランドに着いた彼女の表情は勇ましく、中1から見る中3のような、そんな構図がそこにはあった。

フィンランドにいる親戚の叔母さんと共に電車に乗っている最中だった。

時差があり、-4時間。
タイが14時だとフィンランドは10時。
日本は16時。

タイから友達に電話をしこっちは22時、日本は24時とかだと、同じ時間を過ごしているはずなのに、まだ1日に余裕がある気がしてしまう。

フィンランドは-4時間なので、タイが22時なら向こうは18時。時差が多くお互い電話できるか不安がある。

今調べてみるとフィンランド、けっこう戦争地域に近くて大丈夫かしらというのもある。まぁその心配は抱えていても意味がない可能性がある。程々にしようと思う。

そうして電話をしていると彼女のいる地域は今、日が沈まないらしい。23時であるのに夕方18時くらいの風景の写真を見せてくれたりした。

ビャクヤ?というものをいつか何かで見た気がするが、本当に存在する事に驚く。

そんな漫画みたいな街がこの世に存在する事にワクワクしてしまった。

なぜ中学や高校の頃にワクワクしなかったのかは不明だが、現在ワクワクしている。

これはただ単に文字や言葉で聞かされていたビャクヤというものに現実感を抱けなかったのかもしれない。僕の想像力が足りていなかった可能性がでかい。だが、今、信頼する彼女から送られてきた写真を見て、そんな世界が本当にあるのだとワクワクしている。

太陽の沈まぬ国。かっこよすぎる。

今までヨーロッパに行った事がない。
トルコには行った事があるけれど、トルコはヨーロッパなのかアジアなのか議論みたいなものがあるので、際どい。

フランス!スペイン!など、やはり物価の高さや英語力の不安などから、勝手に自分で高いハードルを設けていた。

しかし、今、けっこう行きたいなぁ!
となっている。

日本と同じバチバチ先進国に行ってもなぁみたいな若干の尖りみたいなものも打ち砕け、行ってみたいなぁ!となっている。

このままなんとか突き進む為に、
闇バイトなどをして頑張っていきたい。

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