見出し画像

自分に思いやりの心を持つ

「思いやりの心を大切にしましょう」

この言葉は小さい頃からよく聞かれる言葉だ。

多くの人が生きる社会でお互いが気持ちよく過ごす上で、
周りを思いやる気持ちは大切だ。

ただ、その思いやりの心を自分にも向けているだろうか。

自分のことはぞんざいに扱っている人が多いように思えてしまう。

目の前の相手や周囲の気持ちばかりを大切にしすぎて、

「皆が喜んでくれるなら、私が我慢すれば大丈夫」
「上手く社会でやっていくのに、私の本当の気持ちなんて蓋をしてしまえ」

と自分を抑え込むことに慣れきってしまった日々。

周りの気持ちばかり気にしすぎて、
自分が本当にどうしたいなんか分からない。

自分の出来ているところには気づかずに、
ミスや自分の欠けている所ばかりが頭の中でグルグルしている。

怒られたことをとても重く受け止め、
自分自身の存在自体に自信がなくなってしまう。

そんなふうに考えてるあなたは、
もう充分に優しいのです。

周りの人を大切にできています。

今度はその優しさを自分に向けてあげましょう。

もしあなたの大切な家族や親友、恋人や推しが自分と同じ状況にいる時になんと声をかけますか。

その言葉は責め立てる言葉ないはず。

今まで自分に向けてきた言葉とはきっと違うはずです。

心から自分をいたわる言葉や励ましの言葉、
温かな言葉が自然と出てくると思います。

ときには客観的な視点から自分を見ることによって、
新たな気づきに出会うこともあるでしょう。

その温かな言葉たちをそのまま受け入れてあげてください。

自分を思いやる言葉たちがあなたには必要だったのです。

周りへの思いやりの心をもつことも、もちろん大切です。

ただその思いやりの心は周りだけでなく、
自分に対しても必要なことなのです。

周りのお花にお水をあげるのと同じように、
自分のお花にたくさんのお水をあげていいのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?