土日を忘れる女
#あの選択をしたから
と言えば
土日を意識するのをやめる
という選択をしたから
ラクになった
だと思う。
10代の頃の私は
土日、予定がないとそわそわした
暇な事は
かっこ悪いと思っていた
なんとなく、
わけもなく
充実してる気持ちになれるので
予定が入っているという事実が欲しかった
なので、
真の意味での充実とはかけ離れた予定を入れた事もある。
でも
大人になってみると
真の充実とは?なんて考えなくなるし
考えなくても
日々、充実していると思うし
そもそも、
充実してない日もあっても良いし
肩の力を、抜いて生きているって思うことも増えた
話は戻って
土日の予定の相手は家族ではダメだった
家族ではなくて
友達や恋人と予定を入れたかった
よくある思春期ゆえの恥ずかしさで
親ではなくて
友達と出かけるって事に意味を感じていた。
けれど10代の終わり
20代の始まり
15歳から始めたバンド活動により一層力を入れるようになると
今日が何曜日かなんてどーでもよくなり
最終的には
週末はライブするもの
もしくは、スタジオに入って練習する
に変わった
意図したわけではないので
選択をしたというと少しオーバーになるけど。
土日を忘れた私は
世の中の流れにどんどん疎くなり
ユニバーサルスタジオジャパンの誕生にも気づかない
良い悪い別として
世の中の流行やニュースにも疎くなった
音楽に没頭するあまり
テレビも見なくなり
土日に予定があってもなくても大丈夫になって
見栄っ張りという名の
プライドの中でもあまり、役に立たない系の感情と
別れられることになった
そのかわりに
また別のプライドが
生まれた時期でもあったと
今になって思う
バンドマンらしく
みたいな執着というか、こだわりが生まれて
当時は、俗に言う、厨二っぽさが
あったように思う
で、時は流れて今。
今は、頭の中がかなり、整理整頓されている
何が好き
何が今はいらない
苦手でも挑戦したいこと
しなくて良いこと。
自分の中で、分類が出来ていて
シンプルな三つくらいの、ジャンルをくるくると
まわして生きてる感じ
まーそれでも、
音楽のことになると
ぐぬー
深く重く悩む時もあるけれど。
とまぁ、だいぶ、話が二転三転したけれど
土日の人混みとは
もう長い間、縁がない
人からどう見られるか
思われるかより
大切な事がある
その生きた方の思想の一つが
土日を忘れるって事
なのかな。
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