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推しプレゼンバトル:懇親会の店編

この記事は2022年9月20日に行われたプレゼン資料の原稿を、原文のまま掲載したものです。
※プライバシーや著作権に配慮し一部を修正してあります。

みなさん
こんばんは!
2020期東京校の阿部真巳と申します。本日ラストにふさわしい、お店を発表させていただきたいと思います。

東京校の定番3店舗が出尽くした感がありますが、
私が発表するジャンルは「焼肉店」です!
では、グロービス懇親会におすすめの「焼肉店」といえば、どのお店を思い浮かべますか?
・卒業生が経営している、都内の焼肉店?
・講師が経営していた、仙台の焼肉店?
私も両方行ったことがありますが、美味しいですよね。

しかし、私がおすすめするのは、こちらのお店!

ファミリー太閤です!
なんだか、どこだよ?って表情をしていますね。
皆さん知らないのですか?

まずは、所在地から説明させていただきます。
ファミリー太閤があるのは、群馬県前橋市
いわゆる「グンマー帝国の首都」にあります。
この首都を代表する名店なのです。

では、なぜファミリー太閤なのか?
それは、このお店のオーナーが、素晴らしい志をもった方だからです。

お店のオーナーは、2015期東京校の松本健さんです。
「ファミリー太閤」以外に有限会社グルメフレッシュフーズ代表取締役社長です。
志は「他者への貢献」
この他者というのは、地域への貢献であったり、社員への貢献であったり、まさにGiveの精神です。
経営理念は「利益だけではなく想いのあるもの」ということです。
利益だけを追い求めた事業は行わない。
そこに想いのある、やる理由のある事業のみを行うというポリシーで会社を経営されています。

そんな志から生まれたのが、「ファミリー太閤」なのです。
実は「ファミリー太閤」元々別のオーナーが経営するお店でした。

そもそも焼き肉屋は、ハレの日焼肉と言われるように、小学校の入学式、中学の卒業式、運動会で頑張ったご褒美にといったように、特別な日に行くものでした
そういった歴史を重ねていくなかで、「焼肉太閤」も、いつしか地域住民の愛されるお店となっていきました
しかし、前オーナーが、ご家族の事情でお店の経営を続けることが困難になり、店舗を譲渡することになりました。
その譲渡先は別のチェーン店に決まりかけていたそうです。

そんな話を聞きつけた松本さんは、
自身が小さい時から知っているお店。
お祝い事がある時に、家族で行った思い出のお店。
そんな“自分たちのお店”がなくなってしまうのはさみしい。
地元に愛されるお店をなくしてしまうのは惜しいという想いから、味を継続させるために、自身がオーナーになることを決意し、前オーナーに「太閤」の看板をそのままに継続をしたいという想いを打ち明けました。
そこから待つこと半年
オーナーから連絡があり、松本さんに譲渡されることが決定しました

そんな経緯でお店を引き継いだものの、
松本さんは飲食店の経営をするのは初めてで、全くノウハウがないゼロからのスタートとなります。
そして、「太閤」の看板を背負う重さ。
地域に愛された「焼肉太閤」と比較される怖さ。
これらの困難を抱えながらのオープンとなります。

そして、オープンを迎えたのは2019年12月25日
このあと社会情勢がどのように変化していくかは、みなさんご存知ですよね。
特に宴会需要の落ち込みは、収益面だけでなく、大人数をさばくノウハウが積めず大きな痛手となったそうです。

そんな中で、真摯な経営を続けているうちに、「太閤」の再オープンを知った、かつての従業員さんたちが、少しづつ戻ってききてくれ、
前オーナーさんも、トレーナーとして、味の指導や若手のトレーニングに関わってくれるようになりました。
これらが功を奏したのか、徐々に客足も戻り、かつての賑わいも戻りつつあります。

そして、忘れてはいけないのが焼肉店としての美味しさ。

先ほども紹介させていただきましたが、松本さんが経営されている会社は「グルメフレッシュフーズ」は「食肉卸」です。
つまり、質のいいお肉が、安価で調達できるのです。
そして、松本さんの理念は利益だけを追い求めた事業は行わない。
つまり、価格以上の品質のお肉が食べられるのです。
実際に、めちゃくちゃ美味しいです!

そんな「ファミリー太閤」のおすすめメニューは「カルビ」と「タン」です。

私たちグロービス群馬会も頻繁に利用させてもらっています。

このように、美味しいだけでなく、素晴らしいオーナーの想いと志がつまった「ファミリー太閤」こそが、全グロービス生が行くべき懇親会のお店であると思っています。

ご清聴ありがとうございました。

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