#82 イベントの価格設定に必要な3要素(2024/5/14)
「さくまる」と打つと「作丸」とキーボードが変換するので、そろそろ改名しようかと思っているさくまるです(笑)
先月に引き続き、団体でイベントを開催しました。
その際に考えた「イベントの価格設定」についての第二弾となります。
先月のはこちらです。
参加費は無料
イベントは全3回を予定しています。
全て概要は同じで共通テーマをもとに、毎回違う視点で話題提供し深掘りしていくというものです。
全3回とも参加費は無料としました。
ですが、参加者の方には募金という形で参加費のお気持ちをいただくという形をとりました。
いただいた参加費は当団体の学生向け事業に使わせていただきたい、という趣旨を参加者の方にはお伝えしていました。
いくら集まったか
前回の参加者は26名、募金額は約3,500円でした。
イベント前に募金の募り方をきちんと考えていなかったため、受付時にお声がけさせてもらった方もいれば、帰り際にお声がけさせてもらった方もいらっしゃいました。
今回の参加者は15名、募金額は約3,000円でした。
今回は受付時に募金の趣旨説明とお声がけをさせていただきました。
人によって募金いただいた金額にかなりの差があったのですが、前回は単純計算で一人当たり134円、今回は200円のお気持ちをいただいたことになります。
お声がけのタイミングを変えた影響もあってか、今回の方が一人当たりの金額が多かったです。
無料のメリット
あくまでも人と人との繋がりと、当団体が考えているテーマについて皆さんで考えていただく機会を持ちたい、というのが狙いでした。
収益を取るためではないので、間口を広く取るために無料としました。
結果、第1回目は予想より多くの方にご参加いただくことができました。
事後アンケートもなかなか好評でしたので、皆さん無料にしてはいいイベントだったと感じていただけたのかと思います。
無料のデメリット
無料にはメリットもありますが、デメリットもあります。
①キャンセルが多い
②意気込みに差が出る
③無料なら行きたくないという人に参加してもらえない
などが考えられます。
無料なので気軽に申し込みをし、都合が悪くなってしまったら直前でもキャンセルしやすいかと思います。
「無料のイベント」と想定して参加すると、「無料のイベント」分の価値しか見出す意気込みがなく参加してしまいそうです。
意気込みのところとも関連しますが、無料には無料なりの、有料には有料なりの理由があり、参加する人たちの層に差が出てきそうです。
さいごに
イベントの参加費を検討するときに、無料の方がいい、500円でもいいからいただく等様々な意見があると思います。
私がイベント設営を通して考えた、どのように価格設定するのがいいのかはこちらです。
・どのような人たちに
・どんな価値を提供し
・どんな成果をもたらしたいか
この3要素をもとに価格を変えるのがいいのではないかと思います。
そこを決めると、集客人数や周知方法も決まりますし、内容も具体的に進んできます。
私にとっては初めてのイベント開催に関わった出来事でしたので、素人ながらに考えた価格設定についてでした。
こういった経験を通し、自分が提供するもの(アートやnote?)に対してもどんな価格が適切なのか、試行錯誤していきたいと思いました。