優しい世界
今日、電車で出掛けて、最寄り駅に帰って来た時に目にした事を書きます。
二階から一階へおりるエスカレーターに、白杖に鈴を付けた方がエスカレーターをおりようとしていました。
その時、70代くらいのお二人の男性が、安全に無事におりられるように手を貸し、無事にその方はエスカレーターに乗り、下の階へおりて行かれました。
私は手を貸したお二人が素敵な方だなぁと思いながら見届けました。
手を貸すことは、勇気のいることです。
でも、目の見えない方には、行こうとしている道を安全に歩いて行っていただきたい。
昔、私が二十代の時、駅の構内で、目の見えない若い女性が切符を買おうとしていました。
その時、少し手こずっていらっしゃいました。
その時、若かった私は、手をお貸しすることに躊躇してしまい、結局何も出来ませんでした。
この事は何十年経っても、私の後悔として残っています。
あの時、手をお貸しして少しお手伝いが出来たのではないか?と。
今日のお二人のように、
躊躇なく手をお貸しすることの出来る
優しい世界であってほしいなと思います。
困っている人が居たら、すぐに手を差し伸べることの出来る優しい世の中であってほしいと願います。
私も今後は、優しい世界のお手伝いが出来るように、躊躇せずに行動出来る自分でありたいなと思っています。