デポール大学とのゲームジャム

今回、アメリカのシカゴにある、デポール大学の方々が日本に来てくださった。
その中の2日程、トライデントコンピュータ専門学校とのコラボレーションということで、ゲームジャムをする事となった。
私はまだトライデントに入校して2ヶ月程度の新米だ。しかし、先生からお手伝いなどで参加するのは良いと言われたので、先輩のアシスタントとして参加した。
合計で2日間のゲームジャムだったのだが、そこで得た経験を書いていこうと思う。

1日目

まず、学校側からチームの発表があった。
トライデント側4人
デポール大学側2人
合計6人のチームだ。
このチームでゲームを作るのだが、海外の人ということもあり、言語で1番苦労をした。
そんな中、今回のゲームジャムのお題が出される。
「Re:Connect」
これが今回のお題だ。
繋がり、再接続などの意味をもつ言葉だ。
このお題から、どのようなゲームを作るのかを決めて行く。
最初の案として、過去と未来が繋がる。つまり、過去の作品を我々が現代にリメイクさせる。という案がデポールの人から出た。しかし、リメイクさせるのが難しいという点で、運営側から却下されてしまった。
そこで出たのが、
橋と橋で、国境をつなげるゲームだ。
橋で繋ぐというアイデアや、渡る人などで繋がりを表現出来る。
とても素晴らしいアイデアだと、運営側も納得してくれた。
そこで、更にここからゲームの詳細を明らかにして行く。
Q.2Dか3Dのどちらにする?
A.時間がないから2Dにしよう。
Q.橋と橋を繋げるのはいいが、繋げた後はどうするのか。
A.人が通れるようにして、橋を開けたりしよう。

Q.橋を開けるのはいいが、何故橋を開ける必要があるのか。
A.船が来るようにして、それに当たってはいけないというようにしたらどうだろう。

Q.ゲームオーバーの条件はそれでいいとして、クリア条件はどうする?
A.日没で、日が暮れたらクリアというのが良さそう!!

と言ったように、翻訳アプリを使用しながらデポールの人の意見も聞いて、コンセプトや概要を決めていった。

そうこうしている内に、時間も14時を越していた。
デポールの人とやれるのは17時までなので、そこまでになんとかして形にはしたい。
先輩方はプログラムを、私はゲームで使うイラストを。デポールの方々には、イラスト+サウンドなどを作ってもらう事となった。

17時になる頃には、スペースキーを押すと橋が上がる、というプログラムと
人が無尽蔵に湧き出てくるスポナーの実装をすることができた。
途中で先輩のコードを見せてもらったのだが、
今、私たち1年生が勉強している内容の遥か上を行っていたので、とても参考になった。
今の私たちは、オブジェクト指向で、コードを簡易化するための勉強をしているのだが、
先輩方も、ポインタや配列を多用したりしていて、自分のコードにも応用させることができるな、と考えた。

2日目

今日の予定としては、17時までに完成まで持っていく事だ。
正午になるまでに、船の実装ができた。
しかし、船自体が持つ当たり判定が、橋のもつ当たり判定と被ってしまうため、船が近くにいないのに、出てきたらすぐ当たってしまうという仕様ができてしまった。
これでは、人が通ることもできない。
そこでどのようにして、これを回避するのかという問題に、1時間程かかってしまった。
解決策として、
当たり判定の位置を、船が見えた時は、溝の下の方にあることにして、
近くに来ると当たり判定がしたから上に移動して行くようにする。
といったような判定にすることで、この問題は解決した。
ここで、人が橋から落ちてしまった時の音声などのサウンドが出来上がったので、そこに対応する箇所にサウンドをつけた。
ここに至るまでに、残り時間が1時間半ほどとなってしまった。
そこで、なんとか遊べるゲームにはしたいということで、タイトルシーンを作ることにした。
タイトルシーンを作り終えて、残り15分ほど、、

最後の仕上げとして、人が橋を渡る速度などの微調整をして、終わった。

今回、私はアシストやイラストしか手伝うことができなかったのだが、とてもいい2日間を過ごすことができた。
何より、海外の人と一緒にゲームを作れたことが、いい経験になったと思う。
また、先輩のコードの書き方などを勉強させてもらうことができた。
この経験を糧に、これからの専門学校の生活をよりよくしていきたいと思う。


初めて書いたので、文の書き方だったり構成だったり至らない点が多いと思いますが、ご了承下さい。

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