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悩みやすい自分に向けて|読書記録:さみしい夜にはペンを持て

古賀史健さんの「さみしい夜にはペンを持て」を読んだ。
この本を読んで、悩みやすいこの先の自分のために絶対助けになるものだと思った。

この本を見つけたのは、本屋でふと見かけたこと。
自分が感銘を受けた、嫌われる勇気を書いている著者であったこと、
ちょうど自分が日記を書き始めたばかりであること、
「「自分との人間関係」を築く本」と言う帯のフレーズに惹かれたことからどうしてもすぐ読みたくなり、気づいたら本をレジに通していた。

いざ本を開いた最初のページ、

ぼくは、ぼくのままのぼくを、好きになりたかった

さみしい夜にはペンを持て - 古賀史健さん

元々、自分は後から考えれば大したことのない、
小さなことでも悩んでしまうことが多い。
そこで沈んでしまった気分のまま、相手と接してしまって、
ご迷惑をかけることもしばしば。
そんな自分に嫌気がさしていて、
どうにか脱出する術はないかと考えている矢先にこの言葉である。

まさにいま、自分が解決したいと思っていた課題が
そのまま書かれていたことで、
「これはいまの自分にピッタリかもしれない」と言う
気持ちが湧き上がってきた。

何日かにちょっとずつ分けて、読み進めていこうと思っていたが、
夢中になって印象に残ったところに付箋を貼りまくり、
一晩で読み終えてしまった。

付箋がたくさんついた

この本は、書くことを通して、
自分の気持ちを言葉にして自分に相談する方法や、
意識から抜けてしまいがちな感情を救い上げる術を教えてくれた。

いつも、「特になんてことない1日だったな」と
ぼんやり振り返ることばかりだったけど、
前よりは、日々の違いを感じ取れるようになったと思う。

また、書いていた日記も箇条書きでその日あったことを記すだけだったものが、どんな気持ちだったか言葉として書けるようになってきた。

こうなると、いくらか時間をおいて読み返したときに
面白いものになってるかもしれない。
もしかしたら、身悶えしてしまうかもしれないけど。


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