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生まれ変わっても…

昭和のおばちゃんが日々見聞きしたこと感じたことを昭和目線で独りごちます

先日実家でのこと
義兄が
「ガムテープない?」と聞くので 私は即座に
「カメムシですか?」と答えると
「うんでっかいのがおるねん」とのこと

カメムシはガムテープにくっつけて包むことで匂いを封じ込める
この方法は全国共通なのだろうか…
などと考えながらガムテープを探すが見つからず 結局退治せぬままに義兄は去っていってしまった

暫くして母と話をしていたとき ふと天井を見ると とても大きなカメムシが❗❗あれか!さっき義兄が退治しようとしていたのは!
「めっちゃ大きなカメムシおるやん」というと 母は天井を見て
「あ~、あれな  ずっとおるねん爺(私 の 父)ちゃうかと思ってずっとそっと してるねん」
とのこと

爺?

私の父は昨年なくなったのだが …爺?
家に居着いている生き物を見ては「爺ちゃうか」と思ってしまうらしい

もしカメムシが爺ならば危うく義息子に殺されるところだったね 爺

爺に会いたい 爺の存在を感じたいという母の思いはわかる…が
夏になれば蚊🦟でさえ爺かも…と思って殺生できなくなるのでは…と心配になる

「もしも あたしになにかあったても カメムシになって現れるつもりはないから 生かしてくれなくて大丈夫やからね」と 念を押しておいた

カメムシに生まれ変わってると思われるくらいなら 成仏できてないと思われる方がまだいいと考えるおばChannelであった





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