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ドラマ「東京タワー」4話感想 透、しっかりしろ

いやまさかのびっくり展開ですよね。
事前に何かの記事で白石さん押し倒してる(言い方)シーンの写真を見ていなかったら多分私は卒倒していた。それか一揆起こしてた。小島透解釈違い個人的一揆。(これは今も起こしそう)

まず個人的に、人の恋愛にどうこう干渉するのはどうなのか?というのと、幸不幸を誰が決めるのか?というのがある。

恋愛に干渉するのは、何歩か譲って親しい間柄とか、家族とかならまだわかる。余程相手がおかしくて身の危険があるとか。
でも、そうではないじゃないですか。
白石さん、高校の同級生で、透くんに恋をしているだけの人じゃないですか。
何で、人の恋愛に口を出すんだ……?いや好きだから気になってしょうがないんだよって話なんでしょうけど。
課題も疎かだし授業中もぼうっとしてるし、しっかりした方がいいよ、と指摘するだけならまだわかるのです。それも透の勝手では?とも思うのだけど、まあ好きな人だし気になるでしょう。

そして、相手に法的なパートナーがいるからといって透が不幸になる、と何故そうもはっきり言えるのだろう、みんな。透自身も。
どうなるかなんて誰にもわからないのに。

「白石さんを好きになれば幸せになれるのか」みたいなことを透が言い出して、いや、好きになればって何だ、となった。
あれ程詩史さんに恋をしていた(している)のに、幸せがどうこう、とか言い出す。
よくわからない。

幸せになりたくて恋をしているわけじゃなかったでしょう最初から。
ただ恋をしただけでしょう。幸せと関係ないところで。
幸不幸なんて後で自分で考えればいい。

板谷さんとMEGUMIさんの対談(インタビュー?)で「詩史ってひどいよね」とぼそり言う板谷さんに「知らなかったんすか」と言う廉くんがいますけれども、
透くんも詩史さんがひどい人だって知って……あれ、今回と前回の最後で初めて知ったのか?知らなかった?ひどいって?あーー……。

知らなかった、とする。此の度透はひどい痛手を負った。恋の相手がひどい奴だった。
えーと、それで、好きじゃなくなったんだろうか?
「この人を、好きになれたら」と言っていたから、白石さんのことを好きなわけではなくて、一縷の望みに託す感じ。やはり好きなのは詩史さん。

えーと、透、好きじゃない子に期待を持たせるようなことをするのはやめましょう。
詩史さんからの電話は取りましょう。(見たかあの詩史さんの悲しそうな顔!!と思ったが、普通に透は見られない)
なんかよくわかんないけど、一時の感動と楽になりたいみたいな思いで人に手を出してはいけません。
あと詩史さんからの電話は取りましょう(何度でも言う)。

正直、詩史さんの法的パートナーに詩史さんと透との関係はばれていると思う。(よな?)
で、彼がそれでもいいよと言うなら別に問題はないし、それは困るよと言うなら詩史と詩史の法的パートナーと透とは何らかの決着を付けなければならない。

事前にパートナーとの承諾が取れていたらもっとスムーズでしたね、パートナーはお互いのみとは限らないとか。
でもそういう話ではないですもんね。
詩史と透の恋の話、詩史に法的パートナー付、という話。

うーん、これが令和版……、と恐れ慄いています。
小島透しっかりしろよお前が恋をしているのは詩史さんだ一揆を起こしそうです。

あと今回もうひとつショックだったのが(上記はつらつらと私のショックを述べたのでした)、喜美子さんが折角キャミスリップを着ていたのにどこのものかわからなかったことです。衣装クレジットの中からランジェリーブランドを見つけられなかった。自分が悲しい。知識の乏しさ……。

そんな悲しい4話でした。

5話、予告で透が詩史さんにとんでも発言をしていたので、詩史さんを傷つけるなの会を発足しそうで困ります。

私、小島透が好きな筈なのに詩史さんは大正義みたいになっていて笑える。
詩史さんがひどい人なのもわかるけど、それでも詩史さんが好きなのです私は。
昔映画で見たときの黒木瞳の美しさと佇まいに憧れたのをまだ引きずっているのかな。

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