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#8 英語勉強法⑥ 英作文

皆さんこんにちは。
今日は英語の学習法の中で英作文について解説していきます。この記事で英語の学習法については最後になります。

「英作文」といっても和文英訳、自由英作文など形式は様々ですが、どんな形式にも対応できるような盤石な「英語で書く力」を身に着けるためにどう学習していけばいいのでしょうか。
英語が母語ではないわれわれ日本人が英語を文法的に間違いなく書けるようになるというのはとても難しいことです。

そこで次のように考えてみてください。

「英作文は英借文である」

英借文の意味するところは、英語の表現を頭の中にインプットしておいて、それを適宜適切な形にして利用すると言うことです。そうなんです、受験英語においてはいかに使える「英語表現」をインプットしてストックしておくことが好成績を収める鍵なのです。正直受験英語で作問者が問いたいことはある程度決まっています。あまりに難しい英語表現を問うても受験生はまず答えられません。そこで、ある程度決まり切った文句や文法事項を問わざるを得なくなるのです。そこでどうしたら、このような表現を獲得できるのでしょうか。

私はまず、英語表現のストックに関しては参考書の学習で充分であると考えています。またこの参考書に関しては網羅的であることが望ましいです。

よく「一週間で完成!」などとうたう参考書がありますが、それは浅薄な知識しか身につきません。その参考書で得られる知識は10のうち6,7程度でしょう。受験勉強に限らず、多くの知識を持っておくことは重要です。完璧にこだわりすぎるのもよくありませんが、9割程度の内容がカバーされている参考書を使いその参考書の完成度を高めていくことが重要です。

では、どんな参考書を使っていけばいいのか。

受験英語に関して言えば、「竹岡広信の英作文が面白いほどかける本」をお勧めします。

この本はほかの参考書に比べて網羅度が違います。この参考書の進め方なのですが、最初から問題にまじめに取り組んでいく必要はありません。最初から問題の解答を覚えていけばいいのです。これは解答の部分から覚えるという勉強法になります。最終目標としては英語表現の暗記ですから、覚えるための最短距離をたどっていくべきなのです。

まずは例文の答えを覚えて使える英語表現の「型」を身に着けていきましょう。実際の試験ではその型を少し崩して利用していくわけです。

この英文のストックを増やしたのち、志望校の過去問を見て分析していき必要であれば添削を先生などにお願いしましょう。正直上の参考書の例文を暗唱できる段階でかなりハイレベルですので、先生方も喜んで添削してくださるでしょう。私は直前期に先生にお願いして焦る中での対策だったので、私を反面教師として早めに対策しておきましょう。夏から秋ごろから対策を始めるとよいかと思います。

まずは「型」を押さえる、この意識で学習していきましょう。

英作文についての記事は以上です。正直そろそろ社会人の方々向けの記事を書きたいので、受験勉強法については早めに書き上げていきたいと思います。お読みいただきありがとうございました。

次回は受験数学について書いていきたいと思います。
それでは!


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