見出し画像

樹齢500年の杉並木 大雄山最乗寺を訪れる

こんにちは。さいとうです。

週末の休みを使って神奈川県南足柄市にある「大雄山最乗寺」を訪れました。

大雄山最乗寺は樹齢500年の杉並木があり、一度その風景を見てみたいと思い足を運ぶことにしました。

小田急線 新松田駅からバスに乗車して、伊豆箱根鉄道 大雄山駅のある停留所で下車。

駅舎の横には金太郎の銅像が建っていました。
なかなかユーモラスな雰囲気で、思わずほっこりとします。

寺まではバスが出ているのですが、杉並木を歩いてみたかったので徒歩で行きました。
標高差300メートル、距離約4kmの行程でなかなかハードです。

参道の入り口には山門がありました。
趣を感じるその門は寺まで続く参道に表口としての雰囲気を感じさせていました。

神奈川県の天然記念物に指定されている杉並木が続く散歩道は「てんぐのこみち」と言う名称がついています。

樹齢350~500年の古木の杉が立ち並ぶ静かな参道です。

参道は静けさと緑の深さで凛として神聖な雰囲気でした。

1時間ほどかけてようやく最乗寺に着くことができました。

寺の全景は思ったよりも広かったです。
建物間は全て回廊でつながっているそうです。

建物は歴史を感じる作りでした。

洗心の滝と言う小さな滝からは、大きな杉の間や苔むす岩の間を清らかな水が流れている風情のある風景でした。

しばらくその風景を眺めていると、スーッと気持ちが清らかになっていく感覚を味わうことができました。

最乗寺は創建に貢献した道了という僧が、寺の完成と同時に天狗になり身を山中に隠したと伝えられることから、道了尊とも呼ばれています。

この道了にちなんで、境内には多くの下駄が奉納されています。

なかなかハードな小旅行でしたが、今まで行きたくてもなかなか行けなかった場所だったので、思い切って出かけてみて良かったです。

それではまた。

この記事が参加している募集

#一度は行きたいあの場所

52,384件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?