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ワークショップデザイナー(WSD)受講にあたっての心構え的な教え

こんにちは。くろひょうです。
今回は、始まったワークショップデザイナー育成プログラム(WSD)の一番最初の心構え的な教えの中で、響いたり気になったワードを自分なりにまとめてみます。

自明性への気づき

まず意味のある学びをする上で、「自明性への気づき」が重要という話がありました。「自明性」って言葉を聞いたり使ったりしたことは今まで無かったのですが、WSDでは「自明性=問い直すことが不可避の自己の信念、当たり前」と定義してます。

まあ、50年近くも生きて社会人生活も長くなると、自分では「偏ってない」と思っていても、どうしても「凝り固まった考え方でコメントや判断してる」のは薄々実感してます。日々の仕事ではすぐに過去の事例や経験から考えて「こうすべきだろう」と即応してるし、時間かけずにやれるから楽なんだけど、こういうのを「認知バイアス」っていうんですかね、無意識な「思考のクセ、染みついて凝り固まった信念、当たり前」があるんだろうと。

診断士など社外のコミュニティに参加し始めて「自分の当たり前が当たり前じゃないかも」と気づくケースもちょいちょいあったので、WSDで様々なバックグラウンドのメンバーと交流することで、無意識な「自明性」を意識化できたり、いろんな気づきがありそうなのでこれからが楽しみです。

人間の前提条件について

WSDが人間を語る時は、「人間の前提条件(ホモサピエンスの社会を作る力、宗教などの目に見えない概念で結び合える)を考えることが重要」という教えでした。

ワークショップの場で、「対立」や「乗り気でないメンバー」などいろんな焦りそうな場面に遭遇することが多々あると思うとちょっと臆するけど、「人間の前提条件(目に見えない概念で結び合える)」は常に意識したい、信じたい内容ですね。

以前読んだ「サピエンス全史」でも、「認知革命」として「虚構が協力を可能にした」という話があったので「目に見えない概念で結び合える」ということに納得感はあったのですが、日本人に説明することを考えると宗教の話をしてもピンと来ない気もするし、何で例えるのが良いかは考えどころ。。。

代替不可能性感覚

「代替不可能性感覚」というワードだけでは何のことやらさっぱりでしたが、「『好きな色は?』という質問は『間違えようがない問い』である」という説明が分かりやすかったです。「間違いがない問いがある」、「答えは自身の中にある」ということです。

ワークショップでは、正解ではなく自分が納得した答え(納得解)に意味があるということを参加者にしっかり理解してもらい、参加者に代替不可能性感覚を失わせないことが重要という教えでした。

いずれも響いた内容でしたが、「言葉では理解できても、実践するのは簡単なことではないだろうなあ」と身が引き締まる教えでした 笑。では!



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