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繊維状のマイクロプラスチックとは?

繊維状のマイクロプラスチックについて、
ご質問をいただきましたので、

掘り下げてお話しさせていただきますね。

繊維状のマイクロプラスチックは、
お洗濯のたびに、流れ出ていきます。


排水溝を通り、


浄水場のろ過装置をくぐりぬけ、
海に流れ込んだマイクロプラスチックは、


その後台風などにより海水から上空に巻き上げられ、
大気中で細かく分解されるとさらに小さく、
目に見えないくらいの微細な粒子になります。



フランスのピレネー山脈の大気中にまで、
飛んでいたというのは驚きでした。


魚介類や水道水、や空気中からの
マイクロプラスチックの取り込み量を試算した研究では
「食品や飲料からよりも、
空気を介して人体に取り込まれるマイクロプラスチックが多い」
という結果が報告されています。


この時期、PM2.5や黄砂なども大変でしたが、


マイクロプラスチックも
大気を漂う間に有害な化学物質も吸着して、
わたし達の体内に入り込んでいると思うと、
ゾッとします。


繊維状のマイクロプラスチックは、
組織に刺さり、アスベスト(石綿)と、
同様に炎症を起こすリスクも、
懸念されているそうですから。



ここで1つ問題です。


繊維状のマイクロプラスチックは、
どんな製品から出るのでしょうか?









..





.





はい。
感の良いあなたなら、
ある製品が思い浮かんだのではないでしょうか?


繊維状といえば、


はい!


フリースなど、
化学繊維から作られた製品です。


以前、
もったいないからと言って、
不織布マスクをお洗濯して、
2〜3回繰り返し使っておりましたが、


きっと大量のマイクロプラスチックが、
肺の中に入り込んでしまったのでしょうね。


物価上昇も著しいので、
節約をとるか、健康をとるか、
悩ましいところですが、


健康を害して、
働くことができなくなり、
お医者さん通いになることを思えば、


健康を維持する方を選びたいと思うのでした。


実を申しますと、
酸素は細胞を錆びさせるという側面も持っています。
でも、酸素がないと生きてはいけません。


プラスチック製品は、加工しやすくて便利ですし、
私たちの生活に、
なくてはならないものになっております。


何が悪くて何が良いというのは、
ひとくくりにすることは難しく、
言い出すとキリがありません。


この環境で、限られた時間を
どのように過ごしていくかの、
判断材料の一つ程度に思っていただけましたら幸いです。


最後までお読みいただきましてありがとうございます!
この記事が、あなたのお役に立てれば幸いです。

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