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発達障害、白黒思考をやめたいと考え始めた

白黒思考が強い私、少し和らいだかなと思う瞬間がありました。

パートナーの両親が、遊びに来た時だ。
苦手なタイプ云々関係なく、人が怖い私にとって、一大事。パートナーの両親なら、なおのこと認めてほしい気持ちも強いので、緊張が強くなる。

もちろん、初めてではありません。散々”何も出来ない私”を、披露している。パートナーの両親は、出来ない私を小馬鹿にしてきます。それをパートナーに訴えると、うちの両親はそういうもの、とのこと。毎回自己嫌悪に陥り「もう会いたくない!!」と感じます。

今回も同じ。心が荒れて、自責的になりました。この気持ちのまま、パートナーと関わると、もうダメ。自虐的になり、暴言を吐き、家を出ていくと言い出す。こんなことを一度やらかした。

同様な事が起こらないように、慎重に行動した。気持ちが落ちている事を予め伝え、ほっといてもらう。夜は、気持ちがさらに落ち込みやすいので、早めに就寝した。朝になっても気持ちが晴れず、散歩に出た。

人気の少ない公園で、ベンチに座る。頭の中で、言葉にならないモヤモヤが渦巻く。爆発しないように、抑制しないと。苦しい。

ふとした瞬間、膝元に落ち葉が飛んできた。落ち葉は、膝でワンバウンドして、地面に落ちる。公園に来てた事を思い出す。風は心地いいが、日差しは強い。体半分だけ、熱い。かさかさと、落ち葉を踏む音が聞こえる。

秋を感じた。頭の中が、スッキリする。

白黒思考になってるのかな、と思った。自分が完璧でないと、ダメ。それ以外は、罰せよ。みたいな考えなのかな。

じゃ、グレーだったら?わからない。
そもそも相手の事、見えているのかな。パートナーの両親の事を考えてみよう。

パートナーの両親は、飛行機を利用する程、遠方に住んでいる。観光しても、その場に留まる事をあまりしない。すぐ次へ、次へと移動するタイプ。お陰で、パートナーに会いに来る時も、数時間程度で帰る。これはメリット。

パートナーの両親は、私の好物を送ってくれる。あれが好き、これが美味しいというと、大量に、それはもう大量に送ってくれる。可愛がってもらっているな、と実感する。

ちなみにパートナーの母親は、私と同じで被害妄想が強い。最近たまごが高騰してる、と世間話をするだけで、まぁ大変。パートナーの母は、”なるほど、たまごを要求されている”と認識するらしい。たまごを一杯送ってきた。有難いけど、お返しどうしようと、二人で頭を悩ます。

小馬鹿にしてくるけれど、悪意はないと思う。思った事を、そのまま口に出している人達なのだと感じる。素直な人。パートナーは、この態度が嫌で、無能・無知な私にも、色々考えて接してくれる。反面教師か。

パートナー自身も、自分の親に辟易しているようだ。親は親だからと、付き合ってる部分もある。大人だ。

これが、グレー思考なのかな。
パートナーの両親と接すると、恥をかいて苦しい、けれどお世話になっている部分もある。会わない選択は、パートナーにも、両親にも失礼だ。

毎日接するわけではない、稀だ。交流する時は、”聞く”に特化して、あまり動かず過ごそう。その技を磨いていこう。他でも通ようする。

曖昧な選択・答えは、不安を呼ぶ。きっぱりはっきりした答えが欲しい。だからこそ白黒思考が板についているのだろう。

白黒思考は、自分にとって楽。でも何も残らない。寂しい。何か残したいのなら、少しでも思考を柔軟にする、事が近道かもしれない。

初めて白黒思考に、希望を見出したような気がします。

白黒思考を柔軟にする方法、試している・成功した方がいれば、教えてほしいです。

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