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【セイレーンの全て】どっちが永遠の命かわかんなくなっちゃった❗❓

今回はセイレーンと、ちいかわ族の「命」について考察する。
少し長いが、最後まで読んでいただけると幸いである。

まずは寄生キノコの話。

キノコに寄生されると…

「命」が移る。



これは、ちいかわ族の特徴、「身体」と「命」の結びつきが異常に弱いことを裏付けている。


簡単に「身体」を奪われたり
簡単に「命」を抜かれたり
入れ替わったりしても
たいした問題ですらなさそう


現在にいたるまで、ちいかわの世界には、「命」を移す力を持ったアイテムや動植物が多く登場してきた。

山姥、魔女、木彫り、スロット、
そしてキノコ……

繰り返すが、ちいかわ族は「身体」と「命」の結びつきが異常に弱い
まずはこの事実を念頭に置いたうえで読み進めていただきたい。




「命」と「湧きドコロ」

ちいかわ族がやたらと増え始めた頃
湧きドコロは「涸れた」

しかし…
ちいかわ族が捕食されると
湧きドコロは復活した
(ここまで時系列)

このことから推測するに、捕食されることで「身体」を失ったちいかわ族の「命」は、湧きドコロの栄養分になっている可能性がある。

つまり「命」=「栄養」という仮説である。
(そして下の絵がその答えである)

「どっちが命かわかんなくなっちゃった」のは、
「栄養」をキノコに奪われている自覚があるから

寄生キノコに、ちいかわ族の「命(=栄養)」を吸い寄せる力があるのは事実である。
この事実をふまえたうえで、この絵を見ていただきたい。

夜の採取。
ちいかわ族が「採取」しているのは
キノコが吸い寄せた綿のようなもの。
これこそが、

湧きドコロのための「栄養分」=ちいかわ族の「命」だったものなのでは?

上の「飢餓編」でもやはり「採取」のシーンは描かれた。

だが、厳密にはこの「綿のようなもの」自体が「命」なのではなく、空間を浮遊する目に見えない「命」を綿が包み込み、綿の自重によって地面にゆっくり落ちる(=近場のキノコまで導かれる)のではないか、と筆者は考えている。

湧きドコロは空にもあるから。

この「命=栄養分」を「採取」し、湧きドコロに蒔いたり植えたりすることで、それを栄養分として再び食物が湧く、という仕組みなのではないだろうか。

そして、湧きドコロが湧く場所には必ず草も生える。
上に述べた「命=栄養分」が、効率よく湧きドコロに行き届くようにするために、
ちいかわ族は「草むしり」をしなければならない

「採取」で湧きドコロを補完して
「草むしり」で湧きドコロが涸れないようにする

どちらもとても重要な仕事ってコト



そしてさらに…



セイレーンの能力とも関係している説

そして現在(2023/08/14)、ちいかわたちはセイレーン&人魚と対峙している。
セイレーンは自身の「声」によって、草を急成長させる。

上に述べたように、「湧きドコロ」と「草」が育つには「栄養分=命」が不可欠である。
つまりセイレーンは、「命」を「草」に分け与えて急成長させている
、ということになる。

島民はこの力を「セイレーンの不思議な歌の力」と言った。

「人魚の力」とは言ってない。

だが、あれほどの草を自在に急成長させるには、「セイレーン1人分の命」では足りないように思える。だが「永遠の命」を手にしていたなら
「永遠の命」を手に入れるには、人魚の肉を食べなければならない。

「セイレーンの肉」とは言ってない。


つまり、人魚を食べたのはセイレーン!

と言いたいところだが、下の絵を見るに犯人は他にいる可能性が高い。

もちろん、人魚がもともと4匹いた可能性もある。だがそれでは取ってつけたようで釈然としない。
(海に落ちた島民が植物を操ったりでもしたら、セイレーンは大昔に人魚を食べて何千年も生きていることになるのでたいへん面白いが…)


それよりもむしろ、セイレーンが「永遠の命」に匹敵するほどの「命」を蓄えて、犯人に対抗しようとしている可能性の方が高いだろう。
セイレーンの能力は「永遠の命」の有無にかかわらず、山姥や魔女などと同じく「命を移す力」だからである。

だ か ら 食 べ て る の

名 乗 り で る ま で 食 べ て る の

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