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子育て

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子どもを幸せにしたい方、子育てに不安や行き詰まりを感じている方に向けた記事です。傷だらけになった私の子育て経験から学んだ大切なことを書いています。
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#人生

私の「こまった時の助け舟」は4000年の歴史を持つおじいちゃん

水星逆行の最終日なので、 それを利用して 振り返りをしておこうと思います。 先日、友人から 「なぜ占いをしようと思ったのか、 もっと聞きたい。」と言われました。 数か月前に会った時に、 私が占いを始めていることを話しました。 その時に、 「なぜ占いにたどり着いたのか」 という話はしました。 私の「自己紹介」の記事に 書いてあるような内容は伝えたのですが、 おそらく、 占星術によってもう救われたのに、 なぜ勉強を続けていて 人にも提供しようと思っているのか、 という

母のようになりたくない

先日、入浴中に 「あれっ?」 と、急に気付いたことがあります。 それは、 「私は母の事が大好きだけど、 母のようになりたいとは思っていない」 ということです。 それがどうしたと思われるかもしれませんが、 私の中では かなりインパクトの大きい気付きでした。 この話をするのに、 ポイントが二つあります。 ①「母のようになる」という言葉の意味 ②母親のことを好きだというマジック まず、①からお話します。 「どういう生き方をしたい?」 昔からこのことについて 友達と話した

日常を「さりげない心地よさ」で満たすには

利用したい企画があったので応募してみました。 「あの人に!バニラヨーグルトを届けよう 『バニラヨーグルトさしいれ隊』大募集!」というものです。 当選内容は バニラヨーグルト(3個パック) 1個× 2セット 飲むバニラヨーグルト 2本× 2セット 1セットは差し入れる用に、残りの1セットは当選者用だそうです。 これを私は 「隣に住むご夫婦&おばあちゃん」に差し入れしようと すぐに思いつきました。 理由は、こうです。 お隣のご夫婦の娘ちゃんは1歳になりますが、 切迫早産

悩みや不安はほとんどニセモノです。

子どもが大学生になったら、 途端によく聞くようになったワードがあります。 「門限」です。 事あるごとに 「門限決めた?」 「門限何時にしてる?」 と聞かれます。 ついには、旦那にも 「門限を決めないとな」 と言われました。 そこまで言われると「門限」について 気になってきました。 「何時にしたらいいのか」と考えてみたのですが、 答えが出ません。 思考がグルグルします。 疲れたので、 「なぜ答えが出ないのか」を考えてみました。 簡単でした。 私が「門限」ついて、悩

京大に受かる子と受からない子の違い

受験を支える親として、 受験をする娘と同様に 「これ以上は無理だ」というところまで 全力で戦い切りました。 それをしたことで、 たくさんの気付きがありました。 受験を乗り切るテクニックや情報は、 世の中にたくさんあふれています。 私もそういうものを 片っ端から読み漁り、試してきました。 その結果、今回は、あふれかえっている 「うまくいく方法」や「テクニック」ではなく、 実際の受験生を間近で見てきて、 「分かったこと」 「そうだったのか!」 をまとめました。 特に私み

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親はなぜ、子どもの心配をするのか

友人との話の続きから こんなことを考えました。 私たち親が子どもの心配をするのには、 いくつか理由があります。 ・子どもに痛い思いをして欲しくない ・子どもに悲しい思いをさせたくない ・ちゃんとした子に育ってほしい ・うまくいく人生を送って欲しい そう考えるが故に、 手を出し 口を出し 先回りをしてしまいます。 子どもが可愛いから ですよね。 でも、 友人との会話の中で、 「本質は別にある」ことに気付きました。 「子どもが悲しい思いをするのを、親が見たくない」

その「心配」は簡単になくせます

先日、友人と会いました。 彼女は娘さんのことを とても心配していました。 「ダンスがとにかく大好きで、 高校を卒業したら ダンススクールに通いたいとか言うの! でもさ~、 ダンスを一生懸命やったって それで食べていくなんて なかなか難しいだろうしさ~。 結局ものにならなくて、 フリータでプラプラして 落ち着かない生活になるのが目にみえてるよね~。 そうなって欲しくないんだよね。 でも、やりたい事やらせてあげるのが いいのかな~とも思うし、 それがずっと、心配のタネなんだよ

子どもの「お世話」をやめます!

大学生になった娘は ひと月前まで受験生でした。 特に高校生になってからは 勉強と部活に追われ 寸分の暇もないくらい あわただしい日々を送っていました。 私は、そのペースに巻き込まれ、 娘が勉強と部活に全力を注げるように、 それ以外の雑務をすべてこなしていました。 娘が席に着くだろうタイミングを見計らって 温かい食事を提供し、 学校も塾も部活も 基本的に車で送迎していたので、 車に乗ったらすぐに出発できるように スタンバイしました。 身体が要なので、 お弁当は冷凍食品な

母親のせいでうまくいかないと感じている人は、難しく考えすぎかもしれません

母親が不機嫌になったら、 子どもは生きた心地がしない 「生きた心地がしない」 私はその言葉と 幼い頃の記憶が結びついて 小さかった頃の自分を不憫に思いました。 子どもの心はとっても素直で繊細です。 きっと母親は、 どん底に突き落とすほど 怖がらせるつもりで 不機嫌になったわけでもなかったのでしょう。 でも小さな子供からすると 母親から突き放されることは この世の終わりと感じるほどの 恐怖なのです。 だから、次は絶対に あんな怒り方をさせないように お母さんに言われ

「褒める」は相手をコントロールする行為です

「褒める」は 指導者の使うテクニックです。 ひと昔ふた昔前の指導は 「怒鳴る」でした。 それが「褒める」になっただけで、 結局したいことは同じです。 相手を目標まで連れて行くための テクニックのひとつです。 それを意識せずに 私達は昔から、そして今も 「褒める」を 通常の人間関係でも 使おうとしています。 無意識のうちに 相手をコントロールしようとしている または、 コントロールされている 可能性があります。 大人しくて手のかからない、いい子 私は母親に 「赤ちゃ

大きくきれいな花を咲かすことだけが人生のよろこびではありません

開くかどうかも分からない 硬く小さなつぼみが 花瓶に残ってしまった 毎日丁寧に水を替える 毎日 花瓶を洗い 茎のヌメリをとり 先端を少し切る 何日たっても 硬いつぼみはびくともしない それでも毎日 水を替え 花瓶を洗い 茎のヌメリをとり 先端を少し切る もう 捨ててしまおうかと 思う時もあった 花は咲きそうもないから そんなつぼみに 毎日時間を使うのは ムダだから でもまだ 青々とした葉っぱが 生命力を感じさせる 捨てられずに また 同じことを繰り返す 半

親の熱心な教育が、子どもの才能を潰す

小さい子には、この世界で生きていくために 親が教えてあげなければならないことがあります。 ご飯をきちんと食べること、よく寝るということ、 清潔にすること、命を守ること、などです。 ただ、それ以外のことは 経験として伝える程度で十分だと思います。 なぜなら、私たちは それぞれ異なる「前提」を持っているからです。 「可愛くなりたい!」と言っても、 その可愛いの基準は、人それぞれです。 「幸せになりたい!」と言っても、 その幸せの形は、人それぞれです。 そんなことは当たり前

子育てをすることで成長するのは子どもではなく「あなた」です

スイミングスクールに行くと ギャン泣きのお子さんが必ずいます。 「険しい表情のお母さんと 顔を真っ赤にして泣く子ども」 うちの娘も スイミングに通っていたので よく見かけました。 子どもが嫌がっている水泳を やめさせられない理由は何でしょうか。 入ってすぐにやめて、やめ癖がついたら困るし、 水着も買ったばっかりだし、 丈夫な体になってほしいし、 東大生の習い事ランキング一位はスイミングって聞くし 大谷翔平くんもやってたみたいだし… 理由はいくらでもありそうです。 で

期待通りにならなくて「がっかり」する人に、成長のチャンスがあります

「期待してる」「信じてる」 という言葉からは、 「強い絆」や「信頼関係」がイメージされます。 では、 ・期待通りにならなかった時 ・信じていたのに裏切られた時 あなたは、 どのような気持ちになりますか? ・期待通りにならなくてがっかりする ・信じていたのに裏切られて腹を立てる こうなってしまう方は、 これらの言葉の使い方を 間違えているかもしれません。 どういうことなのか、 ①「期待する」と ②「信じる」の 2パターンに分けて考えてみましょう。 ①まずは「期待する