船
気付いたらそこにいて
何度も季節が巡った
時間の差を超えて
きっと私は待っていた
宇宙の流れに乗って
僕らはやっと同じ船に乗る
生まれる前から決めていた
その場所から始める事を
いくつもの雨や雷にあっても
突き進んできた
高い壁にはばかれて
目の前が真っ暗になって
崩れても
生きることに意味を探す事も
何度もあった
その度に強く強くなって
光輝く一つの魂になる
自分の中で変わっていく
本当の私が目覚めて
確かなものになる
それに気付かせてくれた
あなたがいた
この先も行く手を阻むことがあっても
逃げずに立ち向かう
僕らは今
同じ船に乗っている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?